こんばんは。四季卿と申します。
今回はS33で使用したサーナイト構築をご紹介させていただきます。
並びは前回と同じサナイベルオーガですが、前期の反省点をもとに所々改善を行い今期も使用しました。
※レンタルチームはこちらから
最高レートは1928(瞬間1位)
最終レートは1909(最終順位36位)となりました
二期連続でサーナイト入りでレート1900を達成したという事で、サーナイトがGSでも活躍できるという事を今度こそ証明できたのではないでしょうか。
欲を言えば最終30番以内で終えたかったところですが、やはり最終日のランクマはレベルが高く、中々1900から先に進むことが困難でした。
故に1909という半端な結果で終えてしまったのは少し後悔が残りますが、前期のように最終日にいきなり下振れてレートをどん底に落とすという事はなく、強者相手も常に安定して2桁を維持できたことは大きな進歩といえるのではないでしょうか。
何より重要視されるのは最終的な成績です。臆病というと言葉がわるくなりますが、せっかく何百戦も潜ったのに最終レート1900で終えられないのは見栄えが悪いという事で、このレートで終えることとなりました。
GS終盤の二か月間ずっと使用してた愛着のある構築ですからね。やっぱりいい成績で終わらせたいものです。
さて…並びこそ同じものを使用したサナイベルオーガですが、前期の反省をもとに様々な改善を施し今期に臨みました。
今回はその改善点をメインに解説し、前期と同じ調整の個体の解説は控えめにさせていただこうと思います。
1.構築経緯
前期のサナイベルオーガの最大の弱点。それは先制追い風構築への対応が厳しいというものでした。
イベルタルに守るがない関係上、ダイウォールで攻撃をしのぐしかなく非常にもったいない立ち回りです。
前回の記事では構築にトリルを採用することを検討していましたが、構築全体を調整していった結果、どれも構築に必須という事でトリルを入れるスペースがありませんでした。
そこで対策として構築内に「守る」の採用数を増やすことで、ターンを凌いで勝つということを目標に立ち回ることにしました。
そのためイベルタルに守るを採用するわけですが、どれを切るべきかは悩みました。
・イカサマ→ダイアーク最大打点。威嚇を入れられてても物理アタッカーに高打点を見込める
・飛行技→ダイジェットの媒体。イベルミラーを考えると流石に切れない
・追い風→ボルトザシアンのようなジェットの打ち合いに負けるような構築に必須
…ということで「ふいうち」を切りました。
黒バドやエレキ相手に欲しい場面もあるといえばあるんですが、まあなくても立ち回れるという事で守るを優先した形となります。
続けて飛行技の媒体。以前はダブルウイングを採用してましたが、この技…ダイジェットの威力がクソ雑魚すぎて以前から悩んでました。
壁貼りオーロンゲに対しては猫+ジェットで吹き飛ばしながらアドを取っていくのですが、HBに厚いロンゲだとたまに耐えられるんですよね。
またダブルウイングが役立つ場面としてタスキ持ちの「エルフーン」「ヌケニン」「ウーラオス」に役に立つと前回はお話ししました。
しかしエルフーンは耐久振りの個体も増え、ヌケニンはこらえるで無効にするので意味がない。
唯一ウーラオスには役に立つのですが、個体数がそこまで多くないことを考えると、威力重視のゴッドバードをダイジェットの媒体にしたほうが良いんじゃないかとなったんですよね。
あと基本的にダイマが切れたイベルタルはイカサマしか打ちません。ゴリランダーにダブルウイングが役に立ちそう感ありますが、あいつ実は耐えてきます。(挙句の果てに外す)
伝説ポケモンはカイオーガだろうがレシラムだろうが基本Aの高いポケモンが多いので、下降補正が入ってたとしてもイカサマの方が入ります。
ですので、使いにくい技ではありますが、ダイジェットの威力重視としてゴッドバードを採用するに至りました。
続けてサーナイトの技の変更
対白バドパルキアにおいて以前は指+パルキアに対してダイアーク+メガネシャインで一掃してたのですが、眼鏡サーナイトが認知されてきたのか最近はガエンポリ2から入ってくる人が増えてきました。
その時はポリ2にトリックで眼鏡を渡すのですが、結局トリル自体は貼られているため、ターンを凌ぐ手段がありません。要は白バドのおやつにされてしまいます。
そのためサーナイトのマジカルフレイムを削除し、守るを採用してターンを枯らすようにしました。こだわり持ちは守るがないという先入観を利用し、白バド側もダイマを切らない傾向にあるため、ガオガエンの立ち回りが安定します。(ぶっちゃけマジフレいらんかった)
再戦で対策される初見殺しは3流です。1流の初見殺しはバレても勝てる戦術だと思っています。
その他細かい調整を施したポケモンもいるのですが、長くなるので個体紹介で…
2.個体紹介
サーナイト@拘り眼鏡
・特性:トレース
・性格:控えめ
・実数値(努力値)
143-×-86(4)-194(252)-135-132(252)
C:D↓状態のH197パルキアをダブルダメージシャインで確定1発
S:大体のトリルパルキアを抜けるよう準速
・技構成
マジカルシャイン,ワイドフォース,守る,トリック
・個体詳細
調整は前回と変わらず。レジエレキと組ませてるパルキアは速いかな?くらいで警戒していますが、それ以外の白バドパルキアのパルキアは大体S130程度でとどめているため、このくらいで十分です。
CSということで耐久方面は終わってますが、それでも特殊耐久は最低限あり珠パルキアのダイアースくらいは耐えてくれるため、アークビートが相殺されるということはありませんでした。
逆に物理方面は本当に終わってるため、ガオガエンのフレドラやDDラリアットには注意です。威嚇をトレースしたりガオガエン後投げで軽減できるものの、ポリ2がダークオーラをトレースされたらほんま気まずい…
特性トレースは発動機会こそ少ないですが、白バドガエンと並んでるときに確定で威嚇をトレース出来たり、モロバレルの再生力をコピーして回復したりと地味に役立ちます。
何よりパルキアとのS関係を把握できるのは大事。
また意外とキュレム構築にも選出できることが判明し、ターボブレイズをコピーした後
そのまま後続のザシヌケニンをオーガサナでぶち抜いたシーンもありました。
サーナイトのトレース基本役に立たないんだけど、キュレムのターボブレイズコピーして、ザシヌケをワンキル。お前がナンバーワンだ!
— 四季卿 (@Gardevoir_3710) 2022年8月29日
#ポケモン剣盾 #NintendoSwitch pic.twitter.com/nMLTw5213E
これらの器用な立ち回りはカプテテフでは出来ません。サーナイトだからこそ成しえる戦術といえるでしょう。
ガオガエン@防塵ゴーグル
・特性 いかく
・性格 わんぱく
・実数値(努力値)
202(252)-135-146(180)-×-120(76)-80
HB:A244ザシアンのじゃれつくを確定3発
HD:あまり
・技構成
フレアドライブ,挑発,猫だまし,捨て台詞
・個体詳細
前回との変更点は素早さを削り、耐久方面を再び重視したところです。
そもそもブラッキー抜きまで振ったところで、隣にいるポケモンが大体やべえ伝説ポケモンなので挑発打ってる暇がないんですよね。
物理方面は感覚でこれくらい耐えられればいいかな…というくらい。最近のザシアンはカイオーガ意識でじゃれつくを採用する傾向にあるため、複数回受けられるのは重要でしょう。
特殊方面もあんまり削りすぎるとフシギバナのダイアースや黒バドのアストラルビットを受けきれなくなってしまうので、あまり削りたくない…
個人の好みが分かれる調整のポケモンですが、ガオガエンは遅ければ遅いほど強いと考えていて、後攻捨て台詞から有利伝説を出せる動きは強いです。
白バドパルキアの白バドが意地っ張りで採用傾向にあった時、一時期のんき最遅で採用することも検討してましたが(先行で捨て台詞打てる可能性がある)これも好みの分かれるポケモンですし、そこまで過剰なメタは貼らなくていいかなと。
S1↑で大体のチョッキグラードンに上から捨て台詞打てるので、無振りくらいがちょうどいいかなと思います。
イベルタル@命の珠
・特性 ダークオーラ
・性格 陽気
・実数値(努力値)
202(4)-201(252)-115-×-135-151(252)
・技構成
・個体詳細
変更点は構築経緯で詳しく述べたので簡単に。
カイオーガが特殊最強の禁伝ならイベルタルは物理最強の禁伝といえるでしょう。
ダイアークとダイジェットの威力を最大限引き上げたことによって、ミラーにも強くなりました。
何より耐久に振った眼鏡黒バドをダイジェットで落とせるのは素晴らしいです。
ダイジェット媒体のゴッドバードですがこの構築自体猫だまし持ちが多く、猫読みで守る傾向にあるため、意外と素で打てる機会も多いです。
素の威力は140,3割怯みに急所率が高いという破格のスペック。
決まった時は大きなアドバンテージとなるでしょう
これはゴッドバードで逆転したシーン #ポケモン剣盾 #NintendoSwitch pic.twitter.com/rTnWbEY8cl
— 四季卿 (@Gardevoir_3710) 2022年8月28日
カイオーガ@うしおのお香
・特性 あめふらし
・性格 おくびょう
・実数値(努力値)
176(4)-×-110-202(252)-160-156(252)
・技構成
潮吹き,冷凍ビーム,こんげんのはどう,守る
・個体詳細
最強
潮吹きで落とせるリーチを伸ばすことを考えるとCもSも切れません。
イベルタルが選出できない試合(オザシボルトゴリラ)などにはカイオーガを軸とした選出で戦っていきます。
カイオーガの潮吹きというのは強力かつ対策必須のため、相手は交代や守る…ダイマックス等で対策してきます。
このことが後述するライチュウの歌うの強さにもなっているのですが、それはライチュウの項目で
ゴリランダー@おはなのおこう
・特性: グラスメイカー
・性格: いじっぱり
・実数値(努力値)
201(204)-167(52)-110-×-122(252)-105
A:無振りカイオーガをフィールド下グラスラで確定1発
HD:C222カイオーガのダブルダメージ雨潮吹きをフィールド回復込みで確定3発
C222カイオーガの珠冷凍ビームを確定耐え
・技構成:
グラススライダー,10万馬力,猫だまし,守る
・個体詳細
変更点は端数で振ってたBSの努力値を全てAに回したこと。
そもそもゴリランダー自体が猫を打ちあう機会って偶発対峙した時くらいで、あまりないんですよね。
それよりはとにかく削った攻撃で少しでもカイオーガを落とせる範囲を広げようという意思の表れです。
10万馬力の威力がザシアンに対して弱すぎるので達人の帯も真剣に考えたのですが、ライチュウがいなくなった後のレジエレキや黒バドに少しでも多くグラスラのダメージを与えたいため変わらずお香で採用しました。
・特性 ひらいしん
・性格 臆病
実数値(努力値 )
151(124)-99-92(132)-110-100-178(252)
HB:A167化身ボルトロスのダイジェット+A244ザシアンのA+1石化耐え
S:最速
・技構成
エレキネット,歌う,手助け,猫だまし
・個体詳細
調整は前回と同じ。Sを削ってBに回せばボルトの珠ジェット+ザシアンの石化耐えるかな?とも思ってましたが、普通に無理だったので諦めました。
S110はミラーもそうですが、追い風ラティアスそしてすぐ下にダイジェットの使えるカミツルギがいることも考えると最速は切れないでしょう。
ライチュウの歌うの強さは前回説明しましたが、いまいちピンと来なかった方も多いようですので、今回は立ち回りを例にして解説します。
例えばこの対面
VS
ガオガエンはカイオーガのダイマックスやライチュウの猫だましを考慮すると交代の選択肢しかありません。
その場合出てくるのはゴリランダーがメジャーでしょう。
VS
この場合ライチュウが歌うをゴリランダーに当ててしまったらどうなるでしょうか。
折角カイオーガ対策で出したゴリランダーが眠らされてしまうので、そのままカイオーガの攻撃でゴリ押されてしまいます。交代際の催眠は確定眠りなので
仮に外してもこちらはガオガエンに下げたり、守ったりとサイクルを継続できるので
ローリスクハイリターンで打てる催眠技ということになります
またザシアンが「ねこだまし」を防げないという弱点も利用していきます。
ザシアンは猫だまし+ダイマックス技にとても弱いポケモンですので、守るで行動を凌ぐ傾向になりがちです。
そこで隣のポケモンに歌うを歌ったらどうでしょうか?
※実際にあった例
VS
先攻催眠は基本最速起きが弱点であるため弱いとされていますが、唯一初手ダイマックスには有効とされています。
1ターンでも眠れば及第点、2ターン眠れば爆アドです。
ちなみにこちらは外した時のケアも兼ねてカイオーガはガオガエンに下げています
VS
これもローリスクハイリターンの選択といえるでしょう。
ライチュウの歌うが強い理由…それは高火力伝説の圧倒的火力&猫だましの圧力で相手にプレッシャーを与え、守るや交代といった消極的な選択に対して先のポケモンに催眠を与えることで、サイクルを崩壊させていくことが出来るという事です。
現にこの構築は物理最高火力のイベルタル,特殊最強火力のカイオーガに加え、猫だまし持ちを3体用意しています。相手に与える圧力は相当なものでしょう。
その圧力を利用して強気な催眠を打てるのが歌うライチュウの強みなのです。
歌うライチュウが強いというよりは「イベルオーガ」にいる歌うライチュウが強いとも言えますね。
…長くなりました。要するに素で速くて選択肢の幅が広い催眠使いは強いという事です。
3.選出
1,基本選出
先発
後発
or
最大選出。相手の猫だましを読んであえて手助けを打ち、隣にダイアークを打つというのも強力な選択です。
ボルトザシアンに関してはザシアンに猫+追い風からスタート。ライチュウに被弾するジェットのダメージ(珠かどうか)を見てネットイカサマでボルトを倒すか、石化読みで手助けダイアークでボルトロスを倒すか決めていきます。
ちなみに石化読みで手助けアーク打った試合は全部きょじゅうで切られました()
レジエレキが重くなりがちなバドザシ,イベザシは基本石化持ちと判断してますが、それいがいの組み合わせは構築記事を読みまくって判断してました。(オーガザシアンも最近はじゃれ+石化持ちが多いし)
2,対グラザシ(リンヤパ)
先発
後発
壁ロンゲ+ザシアンを考えると流石にこれしか投げられない…
相手の先発を見て判断してました。
先発1:
ガオガエンの威嚇でザシアンは弱められてるので、ロンゲに猫ジェット
裏はリザグラが殆どです。
2ターン目はリザードンを繰り出しジェット+攻撃を狙ってくるでしょう。
ザシアンも動く傾向があるので、ジェット+フレドラでザシアンを早急処理してました。
あとはカイオーガで天候取って有利プランです。
先発2:
グラリザ
一番楽なパターン。相手は交代オーガ読みでガエンにジェットを打つか、素直にゴクエンをイベルタルに打ちます。
こちらはガエンをゴリランダーに下げリザにダイアーク。
珠ゴクエンはイベルタルは耐えるので、ダイアーク+珠ダメ+サンパワーダメでグラスラ圏内になるためそれ以上の試合はさせません。
裏はザシトドンのケースが多いため、ガエンゴリラオーガのサイクルで有利に立てます。
ジェットでゴリラが倒された場合は、いったんカイオーガで天候を取って打開します。
ゴリラがいない分トドンの処理が若干不利ですが、ダイマックスもフルで残ってるためそこまで部の悪い試合にはならないでしょう。
先発3:リザロンゲ
かなり気まずいパターン
猫だましを警戒してロンゲはまず引くのでイベルはアークをリザードンに打つのですが、考えられるのが2パターン。
1,ザシアンに引いてジェットのバフを載せる
2,グラードンに引いてジェットをガエンにぶっ放す。
前者ならガオガエンは捨て台詞安定なのですが、後者はガオガエンが生き残ることが出来ないためかなりまずいです。
ゴリランダーに引こうにも、向こうがザシアンに下げてジェットを打たれたらサンパワーダメも入れられないため犬死です。
先発4:リザザシアン
考えられる中で最悪の初手
ザシアンが突っ込むのか、グラードンに引くのか。リザードンがゴクエンを打つのかグラードンに引いてジェットでガエンを処理しに来るのかが完全に択
上手い人ほど大体3,4の選出パターンで来てたので、これはこちらの選出も見直す必要があるかもしれません。
そもそもこの構築は対応範囲の広さをウリにしてる構築なので、全ての選出に対応するのは難しいと思います。
負けてしまっても対戦相手の選出の癖、プレイングなどを把握し再戦に備えるのがいいかもしれません。
3,対オーガザシアン(ボルトorサンダー入り)
先発
後発
こちらも対応範囲の広い構築で有名。
電気対策のライチュウ、ザシアンを弱めるガオガエン、カイオーガを狩るゴリランダー
構築の主砲カイオーガ…ということでイベルタルを出すスペースがないのがキツイです。(前記事でこっち5体投げたいのに向こうは4体ですむという理由がこれ)
イベルタルがいなくて困ることは相手のゴリランダーの処理。カイオーガのHP管理が非常に重要となります。
相手のダイマ電気ポケモンを手助けストリームで落とした後は、ガエンの威嚇やゴリラのグラスフィールドでカイオーガの消耗したHPを回復させ対ザシアンに備えます。
4,白バドパルキア
先発
後発
指+パルキアなら前回同様アーク+メガネシャインで一掃できます。
ガエン+パルキアはサーナイトにダイマ。まれに堅いパルキアがいるため、イベルタルは事前にイカサマで削っとくとよいでしょう。
ポリ2ガエンからきた場合はメガネトリックをポリ2に押し付けます。
後者の場合裏はたいていバレルバドレックスが多いです。
バドレックスの猛攻を守るでしのぎながらガオガエンの捨て台詞でいなし、トリルターンが切れたらイベルオーガのアークビートで一掃します。
こちら側がかなり消極的な選択を取ることになるため、強気の剣舞とかされるとかなり厳しいです。
先発
後発
きついと思ってたけど、実はそうでもなかった構築(気づきって大事)
キュレムイエッサンは初手両動かし、追い風シャインで攻めます。
サーナイトがアイスで倒された場合は、オーガを死にだししてアークビートに切り替え
イベルタルが倒された場合は、オーガの潮吹きと合わせてキュレムを処理できるので、2体を倒した後オーガをダイマさせて対ザシアンに備えます。
ヤミラミキュレムはサーナイトダイマ、イベル守るからスタート。
大抵イベルにアイスを打つのでそれで1ターンいなし、サーナイトフェアリーで削ります。
2ターン目はイベルは追い風サーナイトは引き続きキュレムにフェアリー。ヤミラミにサイチェンされるでしょうが、むしろオーガを通すために障害となるため好都合です。
あとは追い風カイオーガでザシアンを倒していけると思います。
6,トルネオーガザシアン
先発
後発
めちゃくそきつい構築に変わりないですが、相手の先発がトルネオーガ(ワンチャンザシアン)ならワンチャン勝機があります
…といいますのも、トルネオーガ側の取ってくる行動は3つ
1,オーガ守るトルネダイジェットでゴリラ処理
2,オーガをザシアン引き、トルネダイジェットでゴリラ処理
3,両守る
このうち1と2が重要でして、こちら側はオーガにグラスラ。イベルは追い風をします。
要するにトルネに「わざとダイマを切らせるのを狙います」
ダイジェットのS上昇は1段階に対して、追い風は2段階。つまりそこからイベルオーガで制圧が可能になるわけです。
オーガの苦手なゴリラを意表を突くダイマで処理したと思ったら、逆にこっちが不利な状況に持ち込まれていた。それを狙います。
ちなみにトルネザシアンは…ナオキです()ダイジェット切ってくれればいいんですが、大体の人は守るでしょう…
4.最後に
前期に比べ多少は苦手な構築に抗えるようにはなったのは評価点だと思います。
特にイエッサンキュレム系統に関しては、無理だと思ってたけど実は有利構築だったというのに気付くのが遅かったです(歌うで対策とか意味不明だろ)
前々から構築はずっと一人で組んできている身ですが、複数人で考察していればもっと早く改善点を見つけられたかもしれません。
USMでサナガエンを使ってた時も「ランドロスはチョッキ以外あり得ない」とこだわり続けた結果、特殊スカーフランドロスの強さに気づくのに遅れ予選落ちしました。
今年のJCSも壁オーガに対する立ち回りを確立できずに、イベザシの立ち回りでゴリ押そうとした結果予選落ちしました。
最終的にはS31最終8位で最高のイベザシ構築を完成させられたものの、この気づきをもっと早くできていれば…と悔やんでなりません。(これに関しては後日イベザシの記事で)
僕は一つの構築を使い続けて結果を出すタイプなのですが、環境に合わせてチューニングする対応力も身につけなければいけない…と痛感しました。
これは構築だけでなく立ち回りにも言えますね。
そういう意味では今シーズンは割と早く改善点を洗い出しサーナイトで戦える構築を生み出せたのではないかと思います。
何はともあれ剣盾ダブルで一番サーナイトでレート1900を達成してるのは、間違いなく僕でしょう(自画自賛)
好きなポケモンで高レートを目指す…そういう配信者が減ってきた昨今、久々にサーナイトクラスタとしての意地を取り戻せたのではないかなと思います。
今回の構築を使用した対戦動画も後日投稿予定です。また、YouTubeだけでなく久々にニコニコにも上げたい感がありますね(10月から新機能が追加されるらしいので)
S34は魔境も魔境なのでまずはQRで手探りで環境調査するところから始めたいところ…
新作のテラスタルも気になります。また好きなポケモンで勝てる時代が来ればいいなぁ…と古参ダブル実況者として願っている次第です。
ここまで読んでいただきありがとうございました!