【ポケモンSV】VGC2023 振り返り② PJCS予選~レギュレーションD【構築記事まとめ】
VGC2023ルールで使用した構築記事のまとめです。
前回はこちら
- ☆PJCS予選(レギュレーションCルール)☆
- ☆招待性インターネット大会 PJCS本戦 レギュレーションCルール☆
- ☆東北ポケモンオフ レギュレーションD ルール ☆
- ☆むしゃオフ レギュレーションDルール☆
- ◆あとがき◆
☆PJCS予選(レギュレーションCルール)☆
最終レート 1786 130位 PJCS本戦出場権獲得!
ハバタクカミ@きあいのタスキ ゴーストテラス
特性: 古代活性
性格: 臆病 CS
ウインディ@拘り鉢巻 ノーマルテラス
特性: 威嚇
性格: 意地っ張り
実数値(努力値): 171(44)-170(196)-101(4)-×-116(124)-133(140)
A: 手助け鉢巻テラス神速で禍の剣補正のH振りカイリューを確定1発
HB: A204カイリューの鉢巻テラス神速耐え
HD: C183眼鏡ハバカミのパワージェムを最高乱数以外耐え
S: 準速カイリュー
技構成: フレアドライブ,神速,ワイルドボルト,インファイト
モロバレル@食べ残し 水テラス
特性: 再生力
性格 図太い
実数値(努力値):
221(252)-×-125(188)-105-109(68)-50
HB:A2↑A167ヘイラッシャの珠地震を残飯込みで確定3発
技構成: 花粉団子,怒りの粉,キノコの胞子,クリアスモッグ
ゴチルゼル@オボンのみ ノーマルテラス
特性: 影ふみ
性格: おだやか
実数値(努力値): 177(252)-67-125(76)-115-168(180)-85
HD: C183眼鏡ハバカミのシャドーボールを93.7%耐え
C205イーユイの禍補正珠悪の波動を確定耐え
技構成: サイコキネシス,手助け,猫だまし,守る
221(252)-×-121(156)-105-113(100)-50
技構成: 花粉団子,怒りの粉,どくどく,クリアスモッグ
ディンルー@突撃チョッキ フェアリーテラス
特性: 禍の器
性格: 意地っ張り
実数値(努力値): 261(244)-148(36)-146(4)-×-127(212)-67(12)
A: 無振りイーユイを地団太で確定
技構成: 地団太,ヘビーボンバー,しっぺ返し,カタストロフィ
マリルリ@いのちのたま 水テラス
特性: 力持ち
性格: 意地っ張り
実数値(努力値): 199(188)-112(252)-100-×-100-79(68)
H: 10n-1
S: S12振りアラブルタケ抜き(大体のカイナを抜ける)
技構成: アクアジェット,じゃれつく,滅びの歌,守る
☆感想☆
レギュレーションCルールPJCS予選で使用した構築。無事今年も予選を抜けることが出来た。
元々のコンセプトは「ディンルーチオンジェンと寿司構築を楽に倒したい」というところから滅びを握ろうというところであった。3月の仲間大会から考察していた。
しかし滅びはサポート寄りの構築で組んでしまうと「パオカイリュー」や「イーユイハバカミ」のような高圧的な構築にはターンを稼ぎきる前に叩き潰されてしまう。
そこで考えたのが「手助けゴチルゼル+鉢巻ノマテラウインディ,珠マリルリ」であり、相手のカイリューが「精神力→威嚇と猫だましが効かない」場合は
「手助けテラス神速でワンパン」
「マルスケで手助けテラス神速でワンパン出来ない」場合は
「威嚇と猫だましで対処可能」
…というように選出画面では対処の難しいパオジアン+カイリューの組み合わせを「両対応」することができる。
ハバタクカミ+イーユイの組み合わせも、「鉢巻神速ウインディ」と「襷ハバカミ」で対面的に対処を狙う。この2体の組み合わせはファイアロー入りの追い風構築にも強く、威嚇を入れながら神速でファイアローの疾風の翼を削り、ハバタクカミでイージーを取ることが出来た。
この対面的な動きが難しい構築「ディンルーヘイラッシャのステロあくび」には、ゴチルゼル+ハバタクカミで猫滅びを狙っていく。
当時スタン構築として流行っていた「ハバカミ,ウインディ,モロバレル,トドロクツキ,ディンルー」にも影ふみは生き、「威嚇サイクルを影ふみで拒否」することでこちらの物理アタッカーを安全に動かすことが出来、ゴチルゼルの手助けと組み合わせてサイクル崩壊を狙っていけた。
唯一この滅び構築で勝率が怪しかった「イッカコノヨ」に関しては「珠水テラマリルリのアクジェ」と「ハバタクカミのムーンフォース」でイッカネズミを集中して倒し、コノヨザルのテラスを誘導(ゴーストタイプを消させること)させ、滅びを狙っていた。
しかしサブロムでは予想以上にHBに厚いイッカネズミが多く、アクジェムンフォを集中され叩きが成功されてしまい、多く試合を落としてしまった。
メインロムはイッカコノヨとのマッチングは多くなかったので、今回の予選抜けはマッチング運が良かった部分もかなりあったと思う。
☆招待性インターネット大会 PJCS本戦 レギュレーションCルール☆
最終レート 1574 最終75位
ハバタクカミ@きあいのタスキ ゴーストテラス
特性: 古代活性
性格: 臆病 CS
ウインディ@拘り鉢巻 ノーマルテラス
特性: 威嚇
性格: 意地っ張り
実数値(努力値): 171(44)-170(196)-101(4)-×-116(124)-133(140)
A: 手助け鉢巻テラス神速で禍の剣補正のH振りカイリューを確定1発
HB: A204カイリューの鉢巻テラス神速耐え
HD: C183眼鏡ハバカミのパワージェムを最高乱数以外耐え
S: 準速カイリュー
技構成: フレアドライブ,神速,ワイルドボルト,インファイト
ユキノオー@食べ残し 水テラス
特性: ゆきふらし
性格: 図太い
実数値(努力値): 197(252)-×132(196)-112-113(60)-80
HB: 雪発動時A167ヘイラッシャの+2飛行テラバ耐え
雪発動時A201イダイナキバのインファイト耐え
HD: C200キラフロルのパワージェム耐え
技構成:吹雪,宿り木のタネ,オーロラベール,守る
ゴチルゼル@オボンのみ 鋼テラス
特性: 影ふみ
性格: おだやか
実数値(努力値): 177(252)-67-124(68)-116(4)-168(180)-86(4)
HD: C183眼鏡ハバカミのシャドーボールを93.7%耐え
C205イーユイの禍補正珠悪の波動を確定耐え
技構成: サイコキネシス,手助け,猫だまし,守る
221(252)-×-121(156)-105-113(100)-50
技構成: 花粉団子,怒りの粉,どくどく,クリアスモッグ
ディンルー@突撃チョッキ 水テラス
特性: 禍の器
性格:慎重
技構成: 地団太,ヘビーボンバー,バークアウト,カタストロフィ
マリルリ@いのちのたま 水テラス
特性: 力持ち
性格: 意地っ張り
実数値(努力値): 199(188)-112(252)-100-×-100-79(68)
H: 10n-1
S: S12振りアラブルタケ抜き(大体のカイナを抜ける)
技構成: アクアジェット,じゃれつく,滅びの歌,守る
☆感想☆
招待性インターネット大会 PJCS本戦で使用した構築。
大きな変更点はディンルーの型を慎重HDでバークアウト採用にしたこと、モロバレルをユキノオーに変更したところである。
まずディンルーはテラスをコイツに割く余裕があまりなかった→数値でハバタクカミやイーユイの特殊技を受けたい場面が多かった…ので、HDに努力値を振り切った。
そのため火力に期待できなくなった分、悪技をバークアウトに変更し、対イエアルマへの立ち回りをより強固にした。
1,第1回予選から第3回予選にかけて増加した「晴れパの対策」
2,相手のディンルーカイリューの地面技に受け出して、吹雪で対処する
3,対モロバレルへの処理速度
1,はスカーフイダイナキバの活性後の攻撃がモロバレルの頃の構築で受けることが難しかった。相手の眼鏡ハバカミやトドロクツキも考えるとゴチルゼルも出しにくいため、滅びもできない。
そのため天候を切り替えながら物理受けの役割を両立させる必要があり、雪で防御上昇&オーロラベールで耐久補佐の出来るユキノオーを選択した。
2,は単純に地面の一貫が酷いことにあった。モロバレルは地震が等倍で何度も受け出せずディンルーカイリューに対して何もできない。
ユキノオーは吹雪でマルスケを潰したりベールで耐久強化もできるので、ディンルーカイリュー構築に対して安定すると考えた。
3,はキノコの胞子への受け先と吹雪によりモロバレルの処理速度の高さ。
こちらのモロバレルでは相手のモロバレルに何もやることがないため、延々と隣のポケモンが寝かされてしまう。草タイプでありながら、相手のモロバレルへの対処を担ってもらいたかったため、ユキノオーを採用することになった。
これだけ考えて自信はあったのだが、惜しくもボーダー1580台に届かずライブ大会出場権は得られなかった…。今思うと対悪だくみ水テラサーフゴーがかなり重く、火力を下げるディンルーが「攻撃も低いし守れない」ということで完全に置物の型になってたのが良くなかったかもしれない。
日本チャンピオンのディンルーのように「残飯すなじごく型」だとスリップダメージと守るで安定したダメージが稼げたかも。
☆東北ポケモンオフ レギュレーションD ルール ☆
第26回 東北ポケモンオフ優勝!
念願の対戦オフ優勝!!
詳しくは記事をご覧ください
☆むしゃオフ レギュレーションDルール☆
3勝3敗で予選落ち
上記の構築から
1,ゴリランダーをイカサマダイスからオボンのみに変更
2,サーフゴーのテラスを炎テラスからドラゴンテラスに変更
…して使用した。
むしゃオフ使用構築です。
— 四季卿 (@Gardevoir_3710) 2023年9月23日
東北オフで優勝したクレセウインの改良型でサーフゴーを臆病竜テラスで使用し、上四体を見て選出されるカイナバレルサイクルをゴリサーで狩るのをコンセプトにしました。
負けた試合は順当にうまい人にシバかれたので、来月までに精進します...! #ポケモンSV #NintendoSwitch pic.twitter.com/1XGmPwRFFC
サーフゴーのテラスは「ハバタクカミ」と「パオジアン」さえなんとか出来れば、悪だくみ型で最強と考えていた「ドラゴンテラス」に変更。
当時のサイクル構築として多かったヒードラン,テツノカイナ,ゴリランダーのような並びをすべて半減にし、悪だくみの起点に出来る。
しかし素早さが足りない故にハバタクカミに上を取られて負けてしまうという弱点があったため、ゴリランダーにドラムアタックを採用し、素早さ関係を逆転して殴ろうというのが変更点になる。
今となってはサーフゴーのテラスと言えばドラゴンが殆どだが、当時としてはなかなかいい線いってたかもしれないし、むしゃオフ後の2~3次回の対戦でも結構驚かれた。
負けた試合は自分のプレイングが弱かった。トリル下で相手のツツミにドラムアタック打って、ドロポンでサーフゴーしばかれた試合は流石に自分がアホすぎた。
後の環境でドラゴンテラス巧みサーフゴーとトルネロスを組ませた構築が結果を出した時は、自分のゴリラサーフゴーへの理解度がまだまだ足りてなかったな…と感じた。
◆あとがき◆
初期環境では寿司構築への対策の難しさと構築の組み方が迷走していて、ありえないほど勝てなかったが、3月のパルデアプロローグから徐々に勝てるようになり、PJCS予選を2年ぶりに通過、対戦オフでも優勝することが出来…と少しずつではあるが「テラスタル環境」への理解度も高まってきたのかなと感じた。
ただレギュレーションDの終盤(9月頃)からまたスランプに突入したように思え、直近のレギュレーションFルールの仲間大会でも思うような構築が組めていないように感じる。
原因としては色々あるんだろうけど、一番はリアルの方が忙しくなりポケモンをする時間が減ってきているのがあるのかもしれない。
配信をする時間を取るというのもあるし、まずは時間の使い方からポケモンの上達に発展させられるように、考えて一日を過ごしていきたいと思います。
来年こそはライブ大会出場…そして長年の目標の世界大会出場できるように頑張るぞ!!
終わり。
【ポケモンSV】VGC2023 振り返り① レギュレーションA~パルデアプロローグ【構築記事まとめ】
こんばんは。四季卿と申します。
あまりこのような振り返りは今までやったことはなかったのですが、今年1年のポケモンの取り組みを簡易的にではありますが、使用構築と共に書き記していこうと思います。
シーズンごとに独特なポケモンが採用された構築を使ってたりもしたので、それを見返すだけでも楽しい。
☆シーズン1☆ レギュレーションA
使用構築
サーナイト@隠密マント 水テラス
特性: トレース
性格: 控えめ
実数値(努力値): 175(252)-×-112(212)-165(36)-136(4)-101(4)
HB: A162マスカーニャの鉢巻トリフラ耐え
技構成: ムーンフォースマジカルフレイム,トリックルーム,守る
特性: 炎の体
性格: 図太い HB
技構成: 熱風,虫の抵抗,怒りの粉,守る
ボーマンダ@ピントレンズ 炎テラス
特性: いかく
性格: 臆病 CS
技構成: 流星群,熱風,気合いだめ,守る
サーフゴー@メタルコート 飛行テラス
特性: 黄金の体
性格: 控えめ
実数値(努力値): 194(252)-×-124(68)-187(132)-115(68)-108(28)
HB: A182ガブの珠地震耐え
HD:C194サザンドラの珠テラス熱風耐え
技構成: ゴールドラッシュ,シャドーボール,悪だくみ,守る
マスカ―ニャ@きあいのタスキ ゴーストテラス
特性: しんりょく
性格: 陽気 AS
技構成: トリックフラワー,叩き落とす,花粉団子,守る
シャワーズ@食べ残し ドラゴンテラス
特性: 貯水
性格: 図太い HB
技構成: 冷や水,黒い霧,あくび,見切り
☆感想☆
シーズン1最終盤に使用した構築 最高順位は70位くらいだったと思う。
当時は「寿司」「グレンアルマ」「イッカコノヨ」の3強が強すぎて、最後まで対策に頭を悩まされた。
黒い霧シャワーズは露骨な寿司メタだが、寿司を出さずにカイリューサーフゴーのような高圧的な選出をされることも多く、「こっちは寿司対策を強いられてるのに、向こうは寿司を出さない選出もできる」…という面でパーティーパワーが下がる対策枠だったと思う(後にパワーを落とさず寿司対策の出来るイルカマンを採用することになる)
悪テラガモスは露骨なグレンアルマイエッサン対策。たまにいる味方殴り保険も吸う。
イッカコノヨも吸おうとしたら、ゴーグル持ちが爆沸きして仕方なくマスカ―ニャでゴーグル叩くことにした。
マンダはピントきあいだめサザンが流行したのをヒントに「きあいだめ型」で採用した。流星群と熱風を全部外して終始キレ散らかしてた。
今思うとサーナイトを活躍させるのなら、天然ヘイラッシャと組ませて「2体で寿司をメタる寿司構築」という方向性にしたほうが良かったかなと思う。
☆シーズン2☆ レギュレーションA
使用構築
サーナイト@隠密マント 水テラス
特性: トレース
性格: 控えめ
実数値(努力値): 175(252)-×-112(212)-165(36)-136(4)-101(4)
HB: A162マスカーニャの鉢巻トリフラ耐え
技構成: ムーンフォース,サイコショック,エナジーボール,守る
特性: 炎の体
性格: 図太い HB
技構成: 熱風,虫の抵抗,怒りの粉,守る
ボーマンダ@拘り眼鏡 飛行テラス
特性: いかく
性格: 臆病 CS
技構成: 流星群,暴風,火炎放射,ハイドロポンプ
ペリッパー@湿った岩 草テラス
特性: あめふらし
性格: 控えめ
実数値(努力値): 167(252)-×-122(12)-135(60)-111(164)-88(20)
HB: A204バンギのA-1ダブルダメージ雪崩を両方最高乱数引かない限り2耐え
HD: C162ボーマンダの珠流星群耐え
S:準速ヘイラッシャ抜き
技構成: 暴風ワイドガード,手助け,守る
イルカマン@オボンのみ 水テラス
特性: マイティチェンジ
性格: 意地っ張り HA
技構成: ウェーブタックル,ジェットパンチ,黒い霧,守る
ジバコイル@突撃チョッキ 水テラス
特性: アナライズ
性格: 冷静 HC
技構成: 10万ボルト,ラスターカノン,ボルトチェンジ,テラバースト水
☆感想☆
構築の並び自体はルートさん主催の「ダブルドラフト杯」で準優勝した時のものと同じ
レートでは最高順位60位くらいだったと思う。
寿司対策のシャワーズがパワーがなさすぎて寿司出されなかった時に置物になるという欠点があったため、同じ黒い霧使いでパワーのあるイルカマンを主軸にすることにした。
当時の追い風構築(ファイアロー,ヤミカラス)にイルカマン→ペリ引き,ジバコイル後攻ボルトチェンジをすることで、簡単に最強のイルカマンを整えられるのが強かった。
サーナイトの技構成は露骨にトリトドンをシバく技構成。まあエナボバレることはないので、トリトドンさえ排除すればあとはペリイルカでパンチ連打してるだけだった。
環境に飛行技の通りがいいことに気づき眼鏡飛行テラスボーマンダを採用したが、前回のような積み前提のマンダと違って瞬間火力がとてもよかった。耐久に甘えた砕けるグレンアルマなら、眼鏡流星群で吹き飛ばせる。
ボーマンダは「飛行技の暴風が気軽に打てない」のがデメリットであったため、それを補える雨は非常に相性が良かった。
ちなみに肝心の寿司対策は「呼び水シャリタツ」とかいう地雷が爆沸きしてイルカマンが置物になって終了した。
☆シーズン3☆ レギュレーションB
ハバタクカミ@隠密マント 水テラス
特性: 古代活性
性格: 控えめ
実数値(努力値): 162(252)-×-101(204)-176(36)-156(4)-157(12)
HB:A211テツノカイナのワイルドボルト耐え
A187トドロクツキの飛行テラアクロバット耐え
S:最速90族抜き
技構成: シャドーボール,ドレインキッス,瞑想,守る
ウインディ@防塵ゴーグル 悪テラス
特性: 威嚇
性格: 慎重
実数値(努力値): 195(236)-131(4)-110(76)-108-134(172)-118(20)
HB: A201イダイナキバのA-1地面テラ地震をダブルダメージで耐え
A201イダイナキバのA-1ぶちかましを93.8%で耐え
HD: C172テツノツツミのハイドロポンプ耐え
S,準速ペリッパー抜き
技構成: フレアドライブ,バークアウト,鬼火,守る
モロバレル@オッカのみ 鋼テラス
特性: 再生力
性格 のんき
実数値(努力値):
221(252)-×-121(156)-105-113(100)-31
技構成: 花粉団子,怒りの粉,キノコの胞子,守る
トドロクツキ@ブーストエナジー 飛行テラス
特性: 古代活性
性格: 意地っ張り AS
技構成: アクロバット,叩き落とす,追い風,守る
イルカマン@オボンのみ 水テラス
特性: マイティチェンジ
性格: 意地っ張り HA
技構成: ウェーブタックル,ジェットパンチ,黒い霧,守る
シビルドン@突撃チョッキ 毒テラス
特性: 浮遊
性格: おだやか
実数値(努力値): 192(252)-121-101(4)-130(36)-130(148)-79(68)
A:無振りハバタクカミをヘビボンで確定
C:無振りテツノツツミをボルチェンで確定
HD: C177テツノドクガのアシボ+C187ハバタクカミのD-2状態眼鏡シャイン耐え
C176テツノツツミのハイドロポンプ+C187ハバタクカミの眼鏡テラスムンフォ耐え
S:大体のドドゲザン抜き
技構成: 放電,草結び,ヘビボン,ボルトチェンジ
☆感想☆
S3で使用。最高レートは1940くらいで2000目指そうとしたら、苦手なドドゲザンに轢かれて死亡
並びだけ見れば1匹を除いてレギュBルールのスタン構築
シングルでHBに厚い瞑想ドレキハバタクカミがいると聞いて、サポートの厚いダブルならより戦えるのではないかと流用した。
威嚇や鬼火を入れることでテツノカイナすら瞑想ドレキの餌に出来るのが強みだったが、終盤ボルチェン→ヘビボン持ちが増加して使いにくくなった。
1匹特殊なポケモンである「シビルドン」の採用理由は「ヘビボン」でハバタクカミを「電気技」でテツノツツミを「草結び」でイダイナキバをそれぞれワンパンすることのできる、パラドックスキラーとしての要素を評価して採用した。
この程度の特攻でもイダイナキバは草結びで1発である。
実際突撃チョッキをもたせることで多くの特殊アタッカーと打ち合いながら、こちらの有利な対面を作ることが出来た。
反省点はやはりドドゲザンとイエアルマ。特に炎テラスドドゲザンはどうしようもなく重く、負けん気を発動されて鬼火が通らなくなるたびに白目をむいていた。
☆公式大会 パルデアプロローグ☆
最高レート1898 最終レート 1818 最終順位40位
ミライドン@エレキシード フェアリーテラス
特性: ハドロンエンジン
性格: 臆病 CS
技構成: パラボラチャージ,マジカルシャイン,瞑想,守る
クレッフィ@光のねんど ゴーストテラス
特性: いたずら心
性格: おだやか
実数値(努力値): 164(252)-×-122(84)-100-141(172)-85
技構成: マジカルシャイン,光の壁,リフレクター,雨ごい
テツノツツミ@隠密マント ゴーストテラス
特性: クォーツチャージ
性格: 臆病
実数値(努力値): 159(220)-×-135(4)-146(12)-83(20)-206(252)
技構成: フリーズドライ,凍える風,アンコール,守る
ウインディ@防塵ゴーグル 悪テラス
特性: 威嚇
性格: 慎重
実数値(努力値): 195(236)-131(4)-110(76)-108-134(172)-118(20)
HB: A201イダイナキバのA-1地面テラ地震をダブルダメージで耐え
A201イダイナキバのA-1ぶちかましを93.8%で耐え
HD: C172テツノツツミのハイドロポンプ耐え
S,準速ペリッパー抜き
技構成: フレアドライブ,バークアウト,鬼火,守る
モロバレル@食べ残し 炎テラス
特性: 再生力
性格 ずぶとい
実数値(努力値):
221(252)-×-121(156)-105-113(100)-50
技構成: 花粉団子,怒りの粉,どくどく,クリアスモッグ
ディンルー@突撃チョッキ フェアリーテラス
特性: 禍の器
性格: 慎重 HD
技構成: 地団太,ヘビーボンバー,地割れ,カタストロフィ
☆感想☆
初のSV公式大会。仲間大会での練習会から調子が良く、安定して高順位を出すことが出来た。
1回目の仲間大会の時に使用した「壁オーロンゲ+瞑想エレキシードミライドン」の使い勝手が良かったので、細部を調整して本番でも使用。努力値振りがテキトーな流用個体でも1900チャレまで行けたので、壁瞑想ミライドンはこの大会の勝ち馬だったんだと思う。
工夫したのは「キノコの胞子」を切った「どくどくバレル」。ミライドンを採用しているからというのもあるが、当時流行してた耐久戦術「ディンルーチオンジェン」や瞑想ミライドンミラーに毒を差し込むと、有利に戦うことが出来る。
1898までレートを伸ばし1900チャレまで行こうとしたら、ディンルーに2連続で地割れを当てられて死亡。そのあともズルズル負けこんでたので、もうちょい工夫が必要だったかな。
でもやっぱり伝説戦の方が得意ルールなのかもしれない。
PJCS予選(レギュレーションCルール)に続きます→
【ポケモンSV】第26回東北ポケモンオフ優勝 クレセウイン積みスイッチ 【レギュレーションD】
※サムネ用&レンタルチーム
追記:Twitterで先に上げたレンタルチームですが、クレセリアとゴリランダーの努力値を少し間違えてたので修正版をこちらのレンタルチームで公開します。
(既に多く拡散されてしまったので、レンタルチームは両方残します)
お久しぶりです。四季卿と申します。
今回は7月16日に行われました対戦オフ「第26回東北ポケモンオフ」で使用した構築をご紹介させていただきます。
こちらの構築で予選ブロックを8勝2敗で1位通過
決勝トーナメントでは3連勝で優勝することが出来ました!
東北ポケモンオフで決勝戦に進出するのはそれこそ2019年のGSルール以来となり、その頃は悔しくも準優勝であったことから、今回4年ぶりにリベンジを果たすことが出来ました!
いやぁ長かった…公式大会といい実況者大会といい、いつもあと一歩で優勝を逃してたのでようやく憑き物が取れたって感じです。
対戦ルールは来月のWCS2023ルールである「レギュレーションDルール」。
ヒスイのポケモンやHOME連動で解禁された一部準伝説などが使用可能なダブルバトルとなっております。
以下構築説明に移ります。
1,構築経緯
・トリルに依存しないトリパを目指す
この構築自体を原案を考えていたのはレギュD開幕直後から。
先月多く開催されたレギュD仲間大会の影響から、パオカイやトルネウーラの追い風構築、イダイトウペリッパーの雨構築のような「高速高火力ポケモン」が主流であったため「トリックルーム」を主軸とした構築を握ろうと考えていました。
トリルの始動役は様々なポケモンを試しましたが、最終的にはメジャーなクレセリアを選択
種族値が下がったとはいえテラス耐性込みでも安定した始動役としての活躍が見込め、新技「三日月の祈り」によりHP管理しながら2度目のトリルを狙う強力な動きが可能です。
しかし現在主流なクレセリア構築である
…のような構築はパオカイやハバカミイーユイのような高火力系に受け身な立ち回りを要求され、型次第では安定してトリックルームを貼れないと判断しました。
この「受け身な立ち回りを強いられるクレセリア」を「攻撃的な動きに切り返す手段」
この2体のアイディアは私がPJCS2023予選を130位で通過し、本戦の権利を獲得した滅び構築で採用したものです。
この構築は…
・滅び構築ではターンを稼ぎきれない高火力構築(パオカイやイーユイハバカミ)を
手助けゴチルゼル&鉢巻ウインディ,珠マリルリで上から高圧的に叩く
・鉢巻ウインディ,珠マリルリでは対処の難しい高耐久ポケモン(壁やチオンジェン,ディンルーヘイラッシャ等)を影ふみロック&滅びの歌で縛り倒す
…という2展開を目指した滅び構築であり、相手のあらゆる構築に対しても柔軟に対応できるのが強みでした。
そのアイディアをレギュレーションDでも流用し、クレセリアのトリックルームを一撃破壊で阻止しようとする高火力ポケモンを、強力な先制技を持つ鉢巻ウインディ,珠マリルリで上から叩き、その後にトリルを狙うというのが、表のコンセプトとなります。
トリルエースとしては先述した珠マリルリの他に、テツノカイナを採用。
耐久の高い猫だまし役としても機能し、このルールでは受けることの難しい「ウーラオス両種」に安定して弱点を突くことが出来るトリルエースにもなれます。
【基本選出】
・トリルミラーを考慮した裏展開
基本選出の4体は「自分より速く耐久の低いポケモン」には手助け&先制技…トリックルームで切り返すことが出来ますが、「自分より遅く耐久の高い構築(トリパのサイクルミラーや壁パ」にはジリ貧になってしまいます。
そのためこれらのパーティーにはゴリラサーフゴーの悪だくみ展開で対処することにしました。
ゴリランダーのグラスフィールドと猫だましのサポートでガチグマの地震を弱めながらサーフゴーで悪だくみをすることで、隣のクレセリアもろとも上からゴリ押しで対処することを狙います。
こちらのテツノカイナも合わせた2枚猫とグラスフィールド、そしてサーフゴーの食べ残しによって多少削れたHPもあっという間に回復しきることが出来るため、サーフゴーの積み展開と相性が良いです。
「自分より速い高火力ポケモンには、手助け&先制技の高圧的な動き」
「自分より遅い高耐久ポケモンには、2枚猫からの悪だくみサーフゴー展開」
…という2つの戦術を採用しており、多種多様な構築が存在するレギュレーションDルールにおいて安定して戦うことが出来たというのが、東北オフで優勝できた勝因なのではないかと思います。
それでは個別解説に移ります↓
2,個別解説
クレセリア@メンタルハーブ 水テラス
特性: ふゆう
性格: なまいき
実数値(努力値): 227(252)-×-149(148)-95-169(108)-81
HD: C205イーユイの禍の珠補正込み珠あくのはどうを確定耐え
S: 最遅
技構成: ムーンフォース,手助け,三日月の祈り,トリックルーム
個体解説:
このルールでは安定したトリル始動役。テラスを切らずとも多くの攻撃を耐えてトリルを展開できるのは他にはない強みです。(一撃で倒しに来る相手は、手助け&先制技で刈り取る)
努力値は使い慣れたHDベースの配分。物理はヒスイウインディの威嚇である程度補えること、眼鏡ハバタクカミが再び増加傾向にあったので特殊方面を厚くしました。
持ち物はメンタルハーブを選択。正直腐りやすい持ち物であるのは間違いないのですが、東北オフの対戦形式がクローズドBO1(技構成やテラスが公開されない1本勝負)であるため、あらゆる挑発持ちにも対応できるようにメンハにしました。
全体的に遅くトリルに寄せているため、トルネロス構築を相手する際に取りこぼしたくなかったという理由もあります。
テラスタイプは悪技意識のフェアリーやガチグマ意識の鋼など様々存在しますが、今回は「水」で採用。
これは雨イダイトウを意識した結果で、先制技を猫だましや神速に頼ってるこの構築では手助け雨ウェーブタックルを阻止できず吹き飛ばされてしまうため、テラスで補う事にしました。パオジアンや雨乞い水ウーラオスにも安定します。
技構成は特筆すべき点はないと思いますが、強いて言うならば「手助け」の存在。
クレセリアというポケモン自体「遅くて上からゴリ押される」という致命的な弱点があるため、この技があるだけで受けの動きから攻めの動きに切り返すことが出来ます。
勿論トリル下の制圧力を高めるのにも一役買ってくれます。
ヒスイウインディ@拘り鉢巻 ノーマルテラス
特性: いかく
性格:意地っ張り
実数値(努力値): 175(36)-170(156)-103(20)-×-115(116)-133(180)
A:手助け&ノーマルテラス鉢巻神速で、禍の剣補正ありH振りカイリューを確定1発
HB: A172パオジアンの禍の剣補正あり聖剣を83.8%耐え
HD:C187ハバタクカミの眼鏡パワージェム耐え
S: 準速カイリュー抜き
個体解説:
手助けクレセリアと組ませる際に最強の威嚇枠。
ヒスイウインディの強みは「鉢巻一致岩雪崩」の削り性能とノーマルテラス鉢巻神速によるスイープ性能、単体攻撃技が高威力な威嚇枠な点が挙げられます
クレセリアと組ませた時の…
手助け鉢巻雪崩のゴリ押し,手助け鉢巻神速のスイープ,威嚇で物理耐久を補佐してのトリル
3展開が最強すぎて鼻血が出マス
対面性能ではこのポケモンの右に出る威嚇枠はいないでしょう。
攻撃は禍の剣でBが下がった状態のカイリューを手助け&鉢巻ノーマルテラス神速でワンパンするためにA170で設定。素早さもカイリューを意識したS133です。
耐久値は威嚇で物理耐久を補佐するのもあって、特殊耐久重視の配分。
レギュCの頃から使用してる眼鏡ハバカミのジェム耐えの鉢巻ウインディです。
一致技2つとスイープ性能を高める神速は確定として、最後は構築で重たいヒードランを意識した「インファイト」にしました。
マリルリ@命の珠 水テラス
特性: ちからもち
性格:意地っ張り
実数値(努力値): 199(188)-112(252)-100-×-100-79(68)
H: 珠ダメ最小の10n-1
S:12振りアラブルタケ抜き(50族ミラーを意識して気持ち多め)
個別解説:
トリルエース兼先制技アタッカーその2。東北オフでは私含め2名しか使用していなかったようですが、今回の決勝戦の活躍も含め今後の流行が気になるところ
レギュレーションDルールでのマリルリの強みは何といっても
「両方のウーラオスのメインウェポンを、半減で受けることが出来る唯一のポケモン」という点でしょう。
守るによる縛りの逆転が通用せず、確定急所持ちで誤魔化しが効かないウーラオスという最強ポケモンに対応できるだけでも独自の性能はあります。(レヒレとかいう贅沢言わないからアシレーヌが欲しいです)
調整はPJCS予選の頃から使用している命の珠型での採用。50族ミラーはカイナやガチグマとかなりいるので、これくらいふっとけば十分なラインと判断
手助け&先制技のリーチを伸ばすためにテラスタイプは「水」で採用。
アクアブレイクの火力も上がり、トリル下での制圧力も上がります。
一致技2種と守るは確定として、アクアブレイクの枠は「滅びの歌」と最初迷っていました。
これはこの構築が物理4体で固められている以上「寿司構築」が死ぬほど重く、草テラスも考えるとゴリランダー&テツノカイナの2枚猫では誤魔化しきれないため、滅びの歌で対処しようと考えてたからです。
しかし寿司にマッチングする頻度と「トリックルーム下での制圧力」を天秤にかけた結果、最終的に寿司対策は切り「アクアブレイク」を採用するに至りました。
この構築はサーフゴーを一撃で破壊することが難しく、手助け&珠アクアブレイクであればH振りサーフゴーを62.5%(水テラスを切ればワンパン)で倒すことができるため、最終的にアクアブレイクとなりました。
その結果準決勝で寿司を引いたので泡吹きました
テツノカイナ@突撃チョッキ 草テラス
特性: クォーツチャージ
性格:意地っ張り
実数値(努力値): 239(76)-209(236)-132(28)-×-109(164)-71
A: 11n
HB: A211ガチグマの根性空元気耐え
技構成: ドレインパンチ,ワイルドボルト,冷凍パンチ,猫だまし
個別解説:
猫サポート兼トリルアタッカー。
高耐久,広範囲技,回復しつつ殴れる戦術が、三日月の祈りと手助けを兼ね備えたクレセリアと抜群の相性を誇ります。両方のウーラオスに対して数値の高さから受け出しできる貴重なポケモンです。
耐久調整はよくあるチョッキテツノカイナの配分。テラスタルは地面技と、鉢巻水流連打ゴリ押しに対応できる草テラス。トリル下のモロバレルから抜ける役目も持っています。
珍しいサブウェポンとして「冷凍パンチ」を採用しています。これはトリル展開を目指す際に一番障害となる「霊獣ランドロスによる威嚇サイクル」を意識した結果です。
コイツに威嚇を撒かれてチマチマトリルターンを枯らされるとジリ貧になって負けるので、手助けも絡めた早急な突破を目指します。
ゴリランダー@イカサマダイス 炎テラス
特性: グラスメイカー
性格:意地っ張り
実数値(努力値): 193(140)-165(36)-111(4)-×-122(252)-115(76)
A: ダイスタネガン4回でH振りハバタクカミを確定
HD:C187ハバタクカミの眼鏡フェアリーテラスムンフォ確定耐え
C200ヒードランのダブルダメージ熱風耐え
C161ペリッパーの暴風耐え
S: 準速バンギラス+2(ミラーで猫を打ちあう事を考慮し、多めに配分)
技構成: タネマシンガン,とんぼ返り,猫だまし,挑発
個別解説:
裏選出の猫サポート役。グラスフィールドを展開することで、悪だくみサーフゴーが被弾する地震の威力を軽減、HP回復と猫だましサポートを担います。
イカサマダイスという持ち物は本来「命中率を担保に技火力を犠牲にするアイテム」なのですが、ゴリランダーは特性により草技が1.3倍になるため「威力も命中回数も上がる最強のアイテム」になります。
この威力から放たれる「タネマシンガン」はタスキ持ちを相手した時に重宝し、特に環境初期に追い風構築に多くいた「トリル封印ハバタクカミ」をワンパンした後にトリルを展開することが出来ます。
おまけにウッドハンマーと違い耐久が削られないため、ゴリランダーの得意とするサイクル戦との相性が良いです(5回当たればウッドハンマーの威力を超える)
努力値はガチクレセにいる「眼鏡ハバカミ」を意識した配分で、突撃チョッキを持たせられなくとも眼鏡テラムンフォを耐えられるようにしました。
HPを削ったため、一般的なゴリランダーの調整で有名な「パオジアンの禍補正込みアイススピナー耐え」は実現できませんでしたが、この構築ではパオジアン構築はトリルを貼って下から殴ることをコンセプトにしてるため、ゴリランダーが打ち合う事はないと判断し、ハバタクカミを意識した特殊ベースの配分にしました。
テラスタルはイーユイハバカミのような受けることが難しい並びに打開的に攻撃することを意識して炎を選択。ヒードラン相手や眼鏡ハバカミのムンフォのダメージを抑えたいときにも使用します。
技構成はダイスのコンセプトでもあるタネマシンガンとサーフゴーのサポートとなる猫だまし,サイクルを回すとんぼ返りは確定
最後は壁構築を相手する際に相手の積みポケモン(特に剣舞カイナや立てこもるヌメルゴン)に好き放題されないように「挑発」を採用しました。
サーフゴー@食べ残し 炎テラス
特性: 黄金の体
性格: 控えめ
実数値(努力値): 194(252)-×-121(44)-169(4)-115(28)-127(180)
HB: A189パオジアンの禍の剣補正不意打ちを最高乱数以外耐え
HD: C205ハバタクカミのシャドーボール確定耐え
S: ミラー意識で多め
技構成: ゴールドラッシュ,シャドーボール,悪だくみ,守る
個別解説:
決勝戦で大暴れしたMVP。解説では「サナガエンの再来」と称されました。
(言われてみれば、こういう猫だまし&積み技→全体技のゴリ押しの構築僕好んで使いますね。)
特性で絡め手を封じられるのと、優秀なタイプ耐性により自分より遅い相手にはめっぽう強い悪だくみエースであるため、初動の遅い壁構築やトリックルーム構築への圧力が強いです。
努力値は2枚猫とグラスフィールドにより「悪だくみを2回積む動き」が保証されているので、特攻には振らずに耐久に多めに配分。
積みサーフゴーにはこちらも積みサーフゴーで相手をしなければいけない場面がしばしばあるため、ミラー意識で気持ち多めに配分しました。
耐久にガン振りしたチョッキランドも抜けたりするので、上から巧みゴールドラッシュを打てると楽に戦えます。
テラスタイプはかなり珍しい炎の選択
これはトリル構築…特にクレセドランを相手にする際に重要で、一般的な水テラスだとヒードランの「草テラバースト」で返り討ちにされるため、悪だくみが安定しません。
またヒードランの取り巻きには「テツノカイナ」や「ゴリランダー」が組んでいることが多く、ヒードランで水テラスを吐き出させてからこれらのポケモンで倒すという立ち回りが現環境では主流なサーフゴー対策として確立してる以上、「水テラス」での採用は出来ないと判断しました。
そのためこの構築のサーフゴーに求められるテラスタイプは
・ヒードランの熱風に耐性のあるテラス
・草技や電気技も同時に耐性のあるテラス
…の2つが求められました。
最初はこの条件に合致する「草」「炎」「電気」「水」の4つを半減にできるドラゴンテラスタルで調整をしていました。
しかしドラゴンテラスタルは
・構築で処理が面倒な「ハバタクカミ」「パオジアン」の弱点を克服できていない。
・サーフゴーミラーでテラスを切った際に、ゴールドラッシュが等倍になってしまう
…という2点が非常に扱いにくく、最終的にこれらの2点をある程度誤魔化すことが出来、ヒードラン&草技,電気技のサイクルに安全に悪だくみを積める「炎」での採用に至りました。
炎で採用した時の欠点は2つ
・水ウーラオスの水流連打を受けるテラスではないので、水テラスのゴリ押しがキツイ
・地面技が共通して一貫している
…が挙げられます。
しかし水ウーラオスがいる構築はビートダウンよりの高速アタッカー構築が多く、トリックルームからテツノカイナ&マリルリで対処可能であることからサーフゴーを出す必要がないという点
地面技が共通してる点は、現環境で主流な地面アタッカーであるガチグマが「空元気,地震,積み技,守る」の型がテンプレートと化しており「ぶちかまし」の採用が減っていることから、グラスフィールドで軽減できると考え問題ないと判断しました。(決勝戦の試合は割と割り切って悪だくみを積みに行った)
唯一ランドロスのじだんだはグラスフィールドで軽減できませんが、ゴリランダーとテツノカイナの2枚猫によって動き自体を封じることで対処することにしました。(地団太2倍のターンはちゃんと守る)
3,選出
①対面トリックルーム選出
先発:
後発:
追い風やパオカイ,ハバカミイーユイ等の高速低耐久系の構築に対する対面的な選出
ウインディは威嚇でクレセリアの物理耐久を補佐しながら、相手の先発に合わせて手助け&ノーマルテラス鉢巻神速を通すか、鉢巻岩雪崩で削るかを選択します。
クレセリアでトリルを貼った場合は、手助けで味方を強化させつつ相手を一撃で破壊していきます。
トリル下の範囲技エースとしてサーフゴーを出したくもなるのですが、クレセリアの補助技を全部無効化してしまうため相性が悪く、同時選出することは少なめです。
②サーフゴー積みサイクル選出
先発:
+or
後発:
+
壁構築,クレセドランガチグマのような遅くて耐久の高いポケモンで固められた構築に対して出す選出。
ゴリランダーのグラスフィールド&2枚猫で場持ちを良くしたサーフゴーで悪だくみを積み、上からゴールドラッシュ一掃を狙います。
ウインディは威嚇による物理耐久強化が必要な場合に選出。
素早さ操作がない分相手のウーラオスがきついので、裏はウーラオスと打ち合える「マリルリ」「テツノカイナ」を選出します。
4,きつい構築
①草テラス寿司
まあ物理4体で固めればそりゃそうなるよな…って感じ。
2枚猫でもごまかしがききませんし、草テラスを切られたら通る技がありません。
コイツのためだけにマリルリに「滅びの歌」を採用するか最後まで悩みましたが、レギュレーションDの環境で寿司を握る人はそう多くはない…と判断し、アクアブレイクの火力を優先して寿司は対策から切りました…
そのせいで準決勝で寿司を引いてゼツボウを覚悟しましたが、草テラスじゃなかった&ゴリランダーがダイスタネガンを急所に当ててくれたおかげでギリギリ勝ちました…
(結果的に切ってはいけなかった)
剣舞強打なんて受かるわけねえだろいい加減にしろ(ぶっ壊れ)
③イーユイハバカミ
テラスタイプが公開されないルールでは、イーユイのあらゆるテラスタルを考慮しなければいけないためヒスイウインディの行動が安定しないのが辛いです。
ゴーストテラスじゃなければ手助け&ノーマルテラス鉢巻神速でワンパンですが、いまだに立ち回りにテラス択が絡んでくるのが難しいところです。
5,対戦動画
※インターネット回線の不良で度々映像に乱れが生じますが、見れないことはないかなと…必要あれば個別で解説動画を投稿します。
一応対戦相手の構築は予選から全試合メモってはいますが、当時の立ち回りとかよく覚えてないのでオフレポはなしで…
6,後語り
剣盾の竜王戦ルールの頃に開催された「23回東北ポケモンオフ」から2年ぶりの参加というだいぶお久しぶりの形となりました。(当日に高速バスの時間配分ミスって会場入りに2時間遅刻しました)
2019年の準優勝以来予選抜けすら出来てなかったため、「今回こそは!」と構築に自信を持って臨みました。
会場入りした時にいつものメンバーから「四季卿さん。今回のブロックやべえっすよ」といわれたもんだから予選卓のメンバーを確認したら、オフ優勝の常連メンバーにPJCS本戦出場メンバーにつええプレイヤーがゴロゴロいるし、予選は全部で10試合。
正直ゼツボウしてましたが、結果はまさかの8勝2敗でグループ1位抜けという事で「もしかして今日の俺いけるんじゃね?」と思ってましたが、本当に優勝までできるとは思ってなかったので自分でも驚いています。
第26回東北オフ優勝しました❗
— 四季卿 (@Gardevoir_3710) 2023年7月16日
手助けクレセ+珠マリルリ,鉢巻きウインディの高圧的な動きとゴリラサーフカイナの積みサイクルの融合パを使いました❗
2019年に準優勝だった以来、長年壁となってた優勝を今回取ることが出来ました❗
対戦いただいた方、運営の方々ありがとうございました❗🎉🎊 pic.twitter.com/o5KlVIXsrK
↑優勝盾カッコいい
こういう大会では今まであと一歩のところで優勝を逃していた身であったので、ようやく長年の壁から解放されたような気がします。
自分の目標としてはできすぎた結果であるためひと段落したい気持ちはあるのですが、2か月後には非公式全国大会「ポケパラ」の東北予選が行われる「むしゃオフ」が開催されることになっています。
今回の優勝から更に流れに乗って、むしゃオフでも全国大会の権利を得られるように精進していきたいと思います。
今回使用した構築は後にYouTubeチャンネルで生放送や動画としてご紹介させていただく予定です。
ぜひ皆さんチャンネル登録の方をお願いします!←(コイツオフ優勝のインタビューでも言ってたな)
最後まで閲覧いただきありがとうございました!
7,おまけ
【四季卿最強伝説】
— バーチャル四季卿 (@VIRTUAL_SIKIKYO) 2023年7月17日
東北オフスタッフ「(配信の遅延確認のためゲーム内の)その場で動き回ってください~」
四季卿(ゲーム内ではなく現実で動き回る)
【ポケモン剣盾GS】しくじりザシホウオウ反省会 【VGC2022 INC予選】
今更!?
今回は僕の配信上でも散々ネタにされている、INC予選爆死構築を簡単にご紹介します。
今思い返しても何でこんな弱い構築を本番の予選に用いたのか意味が解りませんし、リスナーにも散々言われている構築です。
最終成績は30勝12敗でレート1711
ザシアン@くちたけん
特性:ふとうのけん
性格:意地っ張り
実数値(努力値): 197(236)-225(116)-136(4)-×-136(4)-187(148)
技構成: きょじゅうざん,せいなるつるぎ,剣の舞,まもる
備考:
2021のPJCS予選(竜王戦ルール)で壁ラプラス&剣舞ザシアン使って抜けたもんだから、当時も行けるやろ…と妄信していた。
上位にいた電光石火ザシアンの強さに気づけなくて、1回目の予選で抜けたプレイヤーの記事を読んだら、最強すぎて今ではこのルールのザシアンは電光石火絶対入れたい。
ホウオウ@突撃チョッキ
特性:さいせいりょく
性格:意地っ張り
実数値(努力値): 193(92)-171(164)-115(36)-×-175(4)-150(212)
HD:壁&ダイマックス状態でC222カイオーガの潮吹き4耐えとかだったと思う。
技構成:ブレイブバード,せいなるほのお,じしん,ギガインパクト
備考:
やらかし枠1
元々はレックウザ
を使ってた(何故)。
詳しく説明するとPJCS2021予選の感覚から「ダイジェット&ザシアン」の動きが強いことに気づき、ダイジェットを一致で使える強力なポケモンを探していた。
加えてザシアンを通す際に障害となっていたのが「きょじゅうざん」を耐えてワンパンしてくる「グラードン」「カイオーガ」だった。
レックウザはザシアンと縦の相性補完が優れており、エアロックで天候も打ち消せることからザシアンの苦手な天候系に有利を取れると考えて、このルールが始まったころから2か月近く使ってた。
突撃チョッキを持たせることでカイオーガのダイアイスにも耐性を付けて、ダイジェットで抜きに行くことを想定。
しかしあまりにも「ダイアイス」が痛すぎた。しかもこの頃はHBチョッキオーガなんてのも増えてたもんだから、こっちはジェット2発で倒せないのに向こうは2発で落としてくるもんだから意味がわからない。
あとレックウザは相手のザシアンのきょじゅうざんに弱すぎるのでそれもキツかった
(同様の理由できょじゅうざん等倍のイベルタルも当時は低く見ていたのですが、結果は皆さんご存知の通り。今はイベザシしか使えません。イベザシ最強)
つまり「きょじゅうざんに耐性があり」「グラカイにもそこそこやれそうなダイジェット枠」…ということでホウオウを使うことになったわけです。
ただ壁を貼ってもダイマカイオーガへの対策が出来ていなかったので、結局何の解決にもなりませんでした(何よりガオガエンがきつすぎ)
ギガインパクトはダイアタックベース。相手のダイマサンダーに打ってました。
ランドロス霊獣@命の珠
特性:いかく
性格:陽気 AS
備考:
こちらも竜王戦ルールで使用感が良かった珠ジェットランドロス。
ランドロスのダイジェット&ザシアンの動きはグラードン構築に強く、こちらは最後まで愛用してました。
ただやはりガオガエンがきつすぎるし、こちらも後に結果を残した「白いハーブ」ランドロスが神すぎて、最後はハーブばかり使ってましたね。
特性:ビーストブースト
性格:むじゃき
実数値(努力値):146-170-57-177(156)-51-223(252)
技構成: 瓦割り,凍える風,コーチング,まもる
やらかし枠その2
上3体を見ればわかりますが「壁オーロンゲ」をあまりにもなめ腐ってます。
最初は竜王戦ルールで使ってた襷レジエレキを入れてましたが、壁オーロンゲ+ダイマ禁伝の並びに手も足も出なかった…
ですがエレキネットのS操作がないと、黒バドやザシアン相手に対応できません。
そのためギリギリ黒バドザシアンを抜ける素早さを持ち、似たS操作の「凍える風」を習得し、瓦割りで壁を破壊できるフェローチェを採用するに至りました。
ちなみに最初は「レックウザ」に瓦割りを採用してましたが、壁ロンゲ&カイオーガに破壊されるので没
上3体が物理アタッカーなのでコーチングを採用することで、ガオガエンの威嚇にも対応できると考えました(対応できていませんでした)
結局壁ロンゲ&ダイマカイオーガの並びには、GSの最後まで頭を悩まされることになります
オーロンゲ@リリバのみ
特性:いたずらごころ
性格:わんぱく
実数値(努力値): 202(252)-140-112(132)-×-111(124)-80
HB:リフレクター&リリバでザシアンのきょじゅうざん耐えだったと思う。
技構成:イカサマ,リフレクター,光の壁,怖い顔
備考:
やらかし枠その3
対トリルミミ白バド構築,弱保ソルガレオ構築用
最初はブラッキーを採用し壁役をダイマラプラスにして役割分散させていたのですが、モロバレルの催眠やガオガエンを水技で削るために「カプ・レヒレ」を採用したく、オーロンゲを採用することになりました。
保険が発動した白バドのダイアイスをリフレクター込みで耐えながら、イカサマで返していく動きが強力でした。
壁状態で後述の黒い霧レヒレと並べることで、弱保ギミック構築に有利を取れます。
ボルトザシアンには壁貼ってレヒレの黒い霧連打してダイマターンを枯らし、後続ザシホウオウでの打開を狙ってました。
ただ「壁を貼ってまでやることがダイマ凌ぎかよ」って感じで、まあ構築全体とのシナジーがなかった。
光の壁を貼った状態のダイマホウオウは圧倒的な特殊耐久でカイオーガとも戦えますが、結局相手もダイマを切られたらジェット2発で落とせないのでその点もダメでした。
カプ・レヒレ@オボンのみ
特性:ミストメイカー
性格:控えめ
実数値(努力値): 177(252)-×-155(156)-138(84)-152(12)-106(4)
技構成: だくりゅう,マジカルシャイン,黒い霧,守る
備考:
オーロンゲと組ませて対トリルや弱保構築を迎え撃つ。特性とだくりゅうでガエンバレルに強い点を評価しました。
マジカルシャインを採用したのは、バレルパルキアのような構築に確実に削りを入れるためです。(特にパルキアは重いので)
壁+黒い霧レヒレで相手の初手ダイマをいなす→ダイマを枯らしてこちらの打開ダイマを通す
…という発想自体は当時としては面白かったと思います。(当時の僕も最強だと思ってたので)
ただやっぱり「その考えが最強である」と妄信したのが爆死した結果なのは間違いないです。
反省点:
レジエレキを抜いてフェローチェ入れたらそりゃそうなるよな…という感じです。
特に壁+チョッキダイマオーガは最後の予選まで対応方法が解らず苦戦させられました。
②ガオガエン舐めすぎてる
今でも愛用してるイベザシはイベルタルが特殊アタッカーであるため、威嚇の影響を受けずダイジェットで削れるのですが、物理ホウオウにしたらそりゃ(ry…
威嚇&捨て台詞でぐっちゃぐちゃにされてました。
③壁を貼ってまでチマチマした動きしかできないのはあまりにも弱い
これはまあ構築にもよるでしょうが、当時の環境の壁構築というと「壁+ダイマオーガ」「壁+キョダイリザードン」なんかが挙げられると思います。
あの構築は強力な天候補正やスリップダメージが強力なので耐久方面と火力方面を両立した動きが可能になってたわけですが、この構築はそういう要素はありません。
要は攻め手に欠けるという事です。
一応剣の舞ザシアンなんかで壁からの全抜きという動きも考えていましたが、当時の環境ではそんなことをやってる余裕はありませんでした。
総括:一つの考え方に固執しすぎた
僕が予選を抜けることが出来た年とダメだった年の構築を見比べてみると、やはりダメだった構築は「変なところで特定の戦術に固執」してるところがあるようです
勿論その中にはトップメタを握ることが出来たものの、実力不足で惜しくもダメだった年とかもあるのですが(2018年のサナガエンや2020のアシレサマヨナット等)
そうでない構築の場合は実力以前に「構築が弱い」ところがあります。
こうなる原因は単純で「一人で構築を考えているから」に他なりません
複数人で意見を交換し構築を洗練させていくことが出来るなら、どの構築が正解か不正解かというのはある程度判断つくのですが、一人でやってるとそのアイディアが正しいのかクソ雑魚なのか判断できませんからね。
そういう意味ではやっぱりポケモンって一人では勝ちきれないのかもしれませんね。
今年(2023年)のPJCSは運よく予選抜け出来ましたが、こういうことはそう多くはないですし実際安定して予選抜け出来てるわけでもないので、ポケモンの取り組み方を見直す必要がある…と記事を書きながら思いました。
とりあえずは今は週末の本戦に向けて悔いの残らないように全力で最終調整しようと思います。
おわり
【ポケモンSVシーズン1ルール】ダブルドラフト杯準優勝 奇襲雨サナイルカマンダ 構築記事編
こんばんは、四季卿です。
今回は1月末に開催されたダブルドラフト杯で準優勝した構築をご紹介します。
こちらでは事前ドラフトで選択した7体から6体を構築に組み込み、大会に臨んだ構築記事をご紹介します。
来期からはルールも変わりますし、普段のランクマで応用できる部分は少ないですが「実況者大会におけるメタ貼りの考え方」について参考になれば幸いです。
前回のドラフト選定はこちら→
使用した構築はこちらです。
前回のドラフトで参加者全員が獲得したポケモン一覧
2,個体紹介
特性:トレース
性格:控えめ
実数値(努力値):
175(252)-×-112(212)-165(36)-136(4)-101(4)
HB: A204カイリューの鉢巻ノーマルテラス神速確定耐え
A178マスカ―ニャの鉢巻トリックフラワー(急所補正)確定耐え
C:11n
技構成: ムーンフォース,サイコショック,トリックルーム,守る
解説:
いつものサーナイト。
トリル起動役としてHBに厚めに振るとガブの地震とかに余裕をもって立ち回れるので素晴らしいです。
基本的に追い風構築にトリルを返すという役割なので選出自体は控えめですが、雪崩で事故ったりとかしたら話にならないので「隠密マント」を採用。
まくろさんが「バンギルガルガン」を獲得しているため、怯みに怯えずトリルを貼れると狙いました。
技はムンフォ,トリル,守るは確定として最後の技は悩みました。
画像の通り「まくろ」さんはイルカマン対策の「呼び水」トリトドンをバンギルガルガンに組み込んでおり、せっかくイルカマンが刺さっていても出せません。
サーナイトにエナボを仕込んで破壊することも考えたのですが、
パーティー画像を運営に提出した後に参加者のブロック分けが行われるというルールのため、そもそも同ブロックで当たらない可能性もあります(つまり腐る)
…そのため無難にサイコショックにしました。
性格:ずぶとい
実数値(努力値)
191(244)-×-127(244)-155-125-123(20)
S:準速70族抜き
技構成: オーバーヒート,虫の抵抗,怒りの粉,守る
解説:
こちらもランクマッチで愛用してるHBガモスです。参加者に合わせて奇襲テラスをする案もありましたが、参加者のYURINさんが♂イエッサンとは言え「グレンアルマイエッサン」の並びを獲得してしまってたため、そのまま悪テラスで使用。
構築単位で重いドドゲザンやサーフゴーを一撃で倒せるオーバーヒートを選択し、虫の抵抗はグレンアルマイエッサンだけでなく幅広い特殊アタッカーへのデバフで刺さります。
他のこの指ゴツメポケモンと違い「炎の体」による火傷がリスクとして付きまとうプレッシャーがガモスの強みでありますが、構築内で岩の一貫性がヤバすぎたのでそこだけが懸念点でした。(故にこの構築はまくろさんの構築を、最大限対策するように組んでます。)
ボーマンダ@命の珠 格闘テラス
特性:いかく
性格:臆病 CS
技構成:流星群,暴風,テラバースト(格闘),守る
解説:
奇襲テラバーストその1。
このルールは「参加者の7体の選択したポケモンを見せあって構築を組む」ルールとなっております。
加えて対戦はBO1,テラスタイプを事前公開などもありません。
つまり本来ありえない対面で奇襲テラバーストから数的有利を取れば勝ちにつながるゲームだと考えました。
今回のボーマンダは主にまそらさんの「ドドゲザン」まくろさんの「バンギラス」まつげさんの「キリキザン」を意識した格闘テラス持ちです。
ドドゲザン,キリキザンは共に不一致炎技程度は耐えてきますし、何より負けん気で火力の上がった不意打ちがキツイ。
格闘テラスなら悪技を半減しつつ4倍弱点でワンキル出来るため、スムーズに試合を展開出来ます。
またまくろさんのバンギルガルガンに関してはワイガペリッパーで雪崩を防ぐことは出来るものの、それだけでは相手もわかってる情報なので不十分です。
格闘テラスはバンギに4倍弱点を付けるというのもありますが、岩技も半減に抑えられるため、ワイガ読みでストーンエッジとか打たれてもケアできます。
また本来苦手なバンギルガンをボーマンダで見るという立ち回りが出来るという事は、まくろさんの取り巻きにもある程度対応可能になるという事。
雨イルカの天敵であるトリトドンをペリッパーの手助け+暴風で大きく削れますし「トリトドンのためだけに有利なポケモンに引かなきゃいけない」…というワンテンポ遅れを取る動きに対応が出来ます。
持ち物はテラバーストで拘る動きは流石に弱いので打ち分け出来る命の珠。
眼鏡型で使ってた時のようにタイプ一致飛行テラ暴風でチンパンするわけでもないのでこれでいいと思います。
ちなみにこれだけまくろさんの構築をガンメタ貼っておきながら、予選は別ブロックになってしまい対戦することなく終わりました()
ジバコイル@突撃チョッキ 飛行テラス
特性:アナライズ
性格:冷静 HC
S:最遅
技構成:10万ボルト,ラスターカノン,ボルトチェンジ,テラバースト(飛行)
奇襲テラバーストその2。
水→草と変わっていきパーティー提出の2時間前に「これ飛行の方がよくね?」ってなって急きょテラピース50集めたガバ個体(その分活躍はしてくれましたが)
飛行で採用した理由は「がはく」さんの「水ケンタロス」「アーマーガア」「ヘイラッシャ」「キョジオーン」の受け構築(特にアーマーガアのボディプレス)に強くしたかったから。
単純に4倍弱点を消せるのでボルチェンサイクルは回しやすくなりますし、テラバーストでモロバレルなど面倒な草ポケモンへの打点にもなるのでこれで正解だったと思います。
ペリッパー@オボンのみ 草テラス
特性:あめふらし
性格:のんき
実数値(努力値):
167(252)-×-145(92)-115-111(164)-63
HD:C162ボーマンダの珠流星群耐え
S:最遅(バンギラスとの天候意識)
技構成: 暴風,手助け,ワイドガード,守る
動画で使用してた個体から更にCを削り耐久に回した形。性格もB補正にしました。
理由は言わずもがな、まくろさんの「バンギルガルガン」対策。オボン込みで複数回後投げ出来るようにし、天候の取り合いに有利に立てるようにしました。
素早さはSに下降補正をかけてないバンギラスと対峙した時に天候を取れる「のんき最遅」相手も下降補正をかけていた場合は普通に雨が消えるのですが、流石にそんなピンポイントメタはしてこないだろうと考えました。
ちなみにイッカコノヨに関しては「コノヨザル」はスカーフ、「イッカネズミ」は広角レンズ型の偽装で使う可能性を考慮に入れました。
まくろさんのパーティーに対してはバンギルガルガンからにせよ、イッカコノヨからくるにせよマンダペリッパーで投げるつもりでした(前者は当然天候を奪って、カクトウテラバーストで一撃)
イッカコノヨの叩きは構築全体が遅いので割とどうしようもないのですが、他の参加者が自慢のメタで掻い潜ってくるのを読んで、普通(?)の方では来ないと予想
そのためコノヨザルがマンダに命がけを打ってた場合守って、ネズミのネズミ算をペリッパーが確実に10回耐えるようにオボンにしたという理由です。
ちなみにこんだけガンメタ貼ったまくろさんとは予選で別ブロックになったため、事前考察は泡となりました
イルカマン@防塵ゴーグル フェアリーテラスタル
特性:マイティチェンジ
性格:意地っ張り
実数値(努力値):
207(252)-228(220)-117-×-107-125(36)
S:準速70族抜き
技構成:ウェーブタックル,ジェットパンチ,テラバースト(フェアリー),守る
解説:
正義のヒーロー
奇襲テラバーストその3.
イルカマンの最大の弱点は「初手に交代を強要されるため、相手のドラゴンの処理が遅れる」点にあります。
特にまつげさんの獲得した「シャリタツ」は呼び水でジェッパンを吸い取ってくる天敵。
他にもサザンドラやドラパルトなど多様なドラゴンが案の定ドラフトされている環境なので、ドラゴン対策は必須です。
今回のイルカマンは「変身しなくてもテラフェアリーでドラゴンを狩る」正義のヒーローがコンセプトです。
参考元:
こちらのイルカマンはシングルなので火力強化アイテムの鉢巻が必須でしたが、
ダブルではペリッパーの手助けという最強のバフ役がいるので、持ち物自由でいきなり1ターン目からドラゴンを倒せます。
ナイーブ状態の貧弱な火力でも、物理耐久の低いシャリタツや4倍弱点のサザンドラは当然一撃。
手助けを絡めればドラパルトまでギリギリ倒せます。
何より一貫してると思われがちな流星群をフェアリーで透かせるのはデカい。
持ち物は自由度が高いので「防塵ゴーグル」を選択。
私のウルガモス含め「このゆびとまれ」を獲得できなかったプレイヤーは「いかりのこな」で味方を護るしかないため、そこに雨ウェーブタックルがぶっ刺さります。
水の一貫が凄い環境なので相手の防御手段を1つでも無下に返すとイルカは強い。
あとキノガッサやモロバレルといった催眠系を舐めてたため、それの対策も。
そのため素早さはがはくさんのキノガッサやまつげさんのキリキザンを抜ける「準速70族抜き」に設定しました。
選出パターンは対戦相手によって確実に変わるため割愛
3,完走した感想
剣盾の時もドラフト杯のお誘いを受けて生放送で対戦してたのですが、全戦全敗という見るも無残なお通夜放送になった苦い経験がありました。
あらためて提出したパーティーを見ても完成度は非常に低く「なんでこんな弱いパーティー組んだんだ」という後悔しかありませんでした。
そのため今回は
「ドラフトで選ぶポケモンの順番」
「構築全体のコンセプトをきっちりまとめる」
「参加者が選んだ7体からどのような対策が考えられるか」
…を入念に調べ上げメタ貼りに望みました。
ここまでやったのは、USMの実況者大会「このゆびとまれ杯」以来ですね
(あの時も予選全勝で最終3位でした)
どうやら自分はランクマのような不特定多数のポケモンから環境を読むよりも、実況者大会のような個人メタの方が才能があるのかもしれません。
自分でいうのもなんですが対人メタには自信があります。
最近のポケモン実況者動画は量が重視されるようになってから、長期間スケジュールが拘束される実況者大会が減りつつあり寂しい気持ちもあります。
だからこそ今回のドラフト杯のお誘いをいただけたのは非常にうれしかったですし、久しぶりに実況者大会のメタゲームを楽しむことが出来ました。
相変わらず優勝に縁がないので次こそ天下を取りたい
主催のルートさん。参加者の皆さま…長期間ありがとうございました!
4.動画
2月頭から対戦模様を動画でご紹介します!ポケモンの採用意図や参加者へのメタ貼りなども解説していく予定なのでぜひ!
【ポケモンSVシーズン1ルール】ダブルドラフト杯準優勝 奇襲雨サナイルカマンダ ドラフト選定編
こんばんは、ポケモンSVのS2も終盤に差し掛かってる頃ですがいかがでしょうか?
僕は最高30位くらいまで上げた後ボロクソに溶かしたので撤退しました。
剣盾初期ではスムーズに環境適応できてた分、今作では勝っても負けても苦しい試合ばかりで未だに納得のいく試合が出来ずにいます。
さて、今回ご紹介する構築はルートさん主催で1月末に開催された「ダブルドラフト杯」で使用した構築となります。(参加者8名)
こちらの構築で予選全勝、決勝戦で敗北し準優勝という成績となりました。
ドラフトダブル杯予選全勝抜けから準優勝でした。
— 四季卿 (@Gardevoir_3710) 2023年1月28日
獲得したポケモンのみ見せあうルールのため、奇襲テラバが刺さる環境を読んで
マンダに格闘テラを仕込んでバンギゲザンをカモったり、イルカに妖テラを仕込んで初手に居座るドラゴン勢を倒す狙いが上手くいきました!
後日動画でご紹介します https://t.co/oQGjnv3iOG pic.twitter.com/haXaQQ7e5P
今までランクマでは勝てないことに息苦しさを感じていたことですので、変則的な対戦ルールとはいえこの環境で結果を出せたのは嬉しかったです
今回はドラフトで採用したポケモンの理由で前編、採用したポケモンの調整紹介で後編の2部構成とさせていただきます(長いので)
一応ルールを簡単に(ドラフトの方法は割愛します)
・シーズン1準拠のダブルバトル(トリル♀イエッサンは使用禁止)
・対戦はBO1
・参加者は4人ごとに2つのブロックに分かれ総当たり
・各ブロックの優勝者が決勝に進出し、決勝戦と3位決定戦を行う
・使用するパーティーはすべて固定。1戦目の前に主催にチームのレンタル画像を送る
…こんなところでしょうか。
まずは最初に参加者全員が一巡目から七巡目まで獲得したポケモンの画像を表示しながら、何故このポケモンを選んだのかを解説していきます。
☆参加者全員の獲得ポケモン☆
左から一巡目…の選択となります。
1,ポケモンの採用理由
☆一巡目☆
まずは一巡目に採用したポケモンの理由について説明します。
「サーナイト最初に取るんじゃねぇのかよ」と思われる方もいるでしょうが、これも一つの作戦。
一巡目はよほどのことがない限り自分の希望ポケモンが他と被って使えなくなる…ということはないと考えました。
つまり構築の核となり、相手の選択したポケモンに合わせて柔軟に型を変えられる汎用性の高いポケモンが欲しいです。
それらを選定した結果、第一に確保したかったポケモンはボーマンダでした。
①特性:威嚇は幅広い構築で活躍する枠である
②SVダブル環境はドラゴン環境であり最初に狙われなかったとしても、次は皆狙うと予想。
その中でもボーマンダは中速帯のポケモンなので抜けるポケモンと抜けないポケモンの差がはっきり分かれ、立ち回りのブレを減らせる
③物理・特殊両方できる種族値。相手のドラフトを見て物理の方が良いかな?…ってなったら型を変えられるのでカスタマイズ性能が高い
…というわけで最初は他の参加者の取るポケモンに合わせて自由に型を変えられ、環境で貴重なドラゴン枠と威嚇枠を兼ねられるボーマンダを採用しました。
☆二巡目☆
次に採用したかったのは攻撃を吸収するポケモン。具体的には「このゆびとまれ」「いかりのこな」枠ですね
S操作と組み合わせたり、耐久に難のあるボーマンダを弱点技から守ったり…やれる立ち回りは幅広いので是非とも確保したい。
今回私が採用したのはウルガモスです
ボーマンダの苦手な鋼タイプに強くゴツメを持たせることでタスキマスカ―ニャにもけん制になる。
悪テラスで虫の抵抗を採用すればグレンアルマイエッサンの並びも、ある程度は対応できます(参加者であたったグレンアルマイエッサンのイエッサンは「♂」でしたが…♀イエッサンを他の方に取られたため)
何よりランクマで愛用してて他の吸収系より信頼していたので採用しました。
☆三巡目☆
三巡目に採用したかったポケモンは
・「相手の弱点保険コンボ」を黒い霧でリセットできる
・環境に水の通りがいいためジェットパンチ連打してれば強そう
…という点から「イルカマン」を採用しました。
ちょうど参加者の「ちゃんはの」さんがセキタンザンを獲得している、「がはく」さんが「ヘイラッシャ(単品)」の鈍いや「アーマーガア」の鉄壁など耐久系の積み技を持つポケモンを獲得しているので、活躍はありそうです。
肝心の寿司構築(ヘイラッシャ+シャリタツ)ですが、がはくさんが「ヘイラッシャ」を1巡目で獲得した後に、2巡目でまつげさんが寿司合体を阻止するために「シャリタツ」を指名したので寿司合体は阻止されました。
(ドラフト制だと特定の並びを奪い取ることで対策出来るのも面白いですね)
☆四巡目☆
四巡目に獲得したポケモンは「サーナイト」です。動画の主役です(なのに4巡目)
一応四巡目で狙ったのにも理由があって
・1巡目~3巡目は構築の核となるポケモンを取る人が多い。サーナイトはある程度参加者のドラフトが確定した段階で「補完」として採用されることが多いポケモンなので、序盤に取られることはないだろうと判断してました。
あと僕の空気を読んで取られないだろうとたかくくってました
勿論サーナイトにも役割はあります。
①貴重なフェアリー枠。
入れとかないとドラパルトの鉢巻ドラゴンアローで構築が吹き飛ぶ
②トリックルームを展開できる
今まで採用した3体はいずれも中速のポケモンであるため、ヤミカラスやファイアローの追い風構築に弱い。トリックルームで返すのは大事(そのために2巡目に、粉役のウルガモスを欲してました)
③技範囲が広くドラゴンに強い
ボーマンダだけに任せるのは不安。サブウェポンも豊富なので、相手のドラフトを見て判断できる。
…という理由です。正直そろそろ取られそうだったので、内心ひやひやしてましたw
☆五巡目☆
ここまでで採用した4体で「鋼枠」がいないことに気づきました。環境で主要なポケモンとしている「ドドゲザン」「サーフゴー」はこの段階で他の方に獲得されていました。
サーフゴーのゴールドラッシュやニンフィアのハイパーボイス等受ける場面が多い鋼枠は構築に1体は欲しいところ。
今回私は「ジバコイル」を採用しました。
優秀な耐性から突撃チョッキとのシナジーが高く、電気の通りがいいため「アナライズボルチェン」が相手にかなりの負荷となります。
何より交代により特性が発動するイルカマンとの相性が良く、ヤミカラスやファイアローをボルチェンで吹き飛ばしながら、イルカマン降臨の流れをつくれると強力です。
選択ポケモンを見せあった状態でお互い構築を組むため、ビックリ地面テラスに破壊される可能性がないよう注意することにしました。
☆六巡目☆
ここまで獲得されたポケモンが参加者全員に公開されると、誰がどういう並びでどういう動きを狙ってるというのがわかってきます。
例えば「まくろ」さんは「イッカネズミ」「コノヨザル」を獲得してるので、「イッカコノヨ」が「バンギラス」と「ルガルガン」がいるため「バンギルガン」もできます。
何で誰も妨害しなかった
YURINさんが最初に獲得したグレンアルマも「イエッサン♂」を獲得したことで一応「ワイドフォース」は使えます。
…というわけで六巡目は相手の主要な並びをメタりつつ、こっちの獲得ポケモンをより強化する補完枠を選択することにしました。
それがペリッパーです。
・イエアルマやバンギルガルガンに対してワイドガードが使える。
・天候を雨にすることでボーマンダの最強技である「暴風」を合法的に打てる
・雨イルカマンの手助けジェットパンチヤバい
特に3つ目が強力で今の環境は水の通りが非常に良い環境になってます。
参加者の獲得ポケモンを見ても雨ジェットパンチによるスイープが受からなさそう…と感じたため、雨始動役のペリッパーを採用することにしました。
この時点でボーマンダは「ぼうふう」を使える特殊型で採用することにしました。
☆7巡目☆
7巡目とは言いましたがポケモンは6匹で戦いますので、参加者は「7体のポケモンのうち、どの6体を組み合わせて大会に持ち込むのか」を考えることになります。
(1試合目の前に主催にパーティーを提出するので、選ばれなかった残り1体はずっと使えません)
そして僕が今まで選択した6体を見て察しのいい方は気づくでしょうが、普段ランクマで回してる6体を確保できています。つまり変える必要がないんですよね。
…なので最後のポケモンは今まで獲得されてないポケモンで「自分が相手してて嫌なポケモンを先に奪い取って対策する」ことにしました。
それがタイカイデンです
まあ…物の見事に僕の構築にぶっ刺さってるわけで、こいつを取られたら本当に勝ち目がないレベルでキツイです。(ジバコのボルチェン警戒ちくでんとか持ってたら絶望)
びっくりテラスタル等対策枠を用意するのもありましたが、最後のドラフトという事で流石に時間が取れず「だったら自分は使わないけど、相手に使わせなければいい」…ということで選択しました。
一応マスカ―ニャの上を取れる追い風ポケモンであるため、ドラフトポケモンの7体を見ただけでは相手目線「出してくるかもしれない」と構築を組む段階で意識させることが出来ます。(所謂ブラフ)
中速寄りのポケモンで組んでいたのがここにきて生きるわけですね。
…というわけで以上7体をドラフトで採用し、そこから構築を組み始めて大会に臨みました。努力値の詳細などは「後編」をご覧ください
後編へ続く…