【ポケモンSV】VGC2023 振り返り② PJCS予選~レギュレーションD【構築記事まとめ】
VGC2023ルールで使用した構築記事のまとめです。
前回はこちら
- ☆PJCS予選(レギュレーションCルール)☆
- ☆招待性インターネット大会 PJCS本戦 レギュレーションCルール☆
- ☆東北ポケモンオフ レギュレーションD ルール ☆
- ☆むしゃオフ レギュレーションDルール☆
- ◆あとがき◆
☆PJCS予選(レギュレーションCルール)☆
最終レート 1786 130位 PJCS本戦出場権獲得!
ハバタクカミ@きあいのタスキ ゴーストテラス
特性: 古代活性
性格: 臆病 CS
ウインディ@拘り鉢巻 ノーマルテラス
特性: 威嚇
性格: 意地っ張り
実数値(努力値): 171(44)-170(196)-101(4)-×-116(124)-133(140)
A: 手助け鉢巻テラス神速で禍の剣補正のH振りカイリューを確定1発
HB: A204カイリューの鉢巻テラス神速耐え
HD: C183眼鏡ハバカミのパワージェムを最高乱数以外耐え
S: 準速カイリュー
技構成: フレアドライブ,神速,ワイルドボルト,インファイト
モロバレル@食べ残し 水テラス
特性: 再生力
性格 図太い
実数値(努力値):
221(252)-×-125(188)-105-109(68)-50
HB:A2↑A167ヘイラッシャの珠地震を残飯込みで確定3発
技構成: 花粉団子,怒りの粉,キノコの胞子,クリアスモッグ
ゴチルゼル@オボンのみ ノーマルテラス
特性: 影ふみ
性格: おだやか
実数値(努力値): 177(252)-67-125(76)-115-168(180)-85
HD: C183眼鏡ハバカミのシャドーボールを93.7%耐え
C205イーユイの禍補正珠悪の波動を確定耐え
技構成: サイコキネシス,手助け,猫だまし,守る
221(252)-×-121(156)-105-113(100)-50
技構成: 花粉団子,怒りの粉,どくどく,クリアスモッグ
ディンルー@突撃チョッキ フェアリーテラス
特性: 禍の器
性格: 意地っ張り
実数値(努力値): 261(244)-148(36)-146(4)-×-127(212)-67(12)
A: 無振りイーユイを地団太で確定
技構成: 地団太,ヘビーボンバー,しっぺ返し,カタストロフィ
マリルリ@いのちのたま 水テラス
特性: 力持ち
性格: 意地っ張り
実数値(努力値): 199(188)-112(252)-100-×-100-79(68)
H: 10n-1
S: S12振りアラブルタケ抜き(大体のカイナを抜ける)
技構成: アクアジェット,じゃれつく,滅びの歌,守る
☆感想☆
レギュレーションCルールPJCS予選で使用した構築。無事今年も予選を抜けることが出来た。
元々のコンセプトは「ディンルーチオンジェンと寿司構築を楽に倒したい」というところから滅びを握ろうというところであった。3月の仲間大会から考察していた。
しかし滅びはサポート寄りの構築で組んでしまうと「パオカイリュー」や「イーユイハバカミ」のような高圧的な構築にはターンを稼ぎきる前に叩き潰されてしまう。
そこで考えたのが「手助けゴチルゼル+鉢巻ノマテラウインディ,珠マリルリ」であり、相手のカイリューが「精神力→威嚇と猫だましが効かない」場合は
「手助けテラス神速でワンパン」
「マルスケで手助けテラス神速でワンパン出来ない」場合は
「威嚇と猫だましで対処可能」
…というように選出画面では対処の難しいパオジアン+カイリューの組み合わせを「両対応」することができる。
ハバタクカミ+イーユイの組み合わせも、「鉢巻神速ウインディ」と「襷ハバカミ」で対面的に対処を狙う。この2体の組み合わせはファイアロー入りの追い風構築にも強く、威嚇を入れながら神速でファイアローの疾風の翼を削り、ハバタクカミでイージーを取ることが出来た。
この対面的な動きが難しい構築「ディンルーヘイラッシャのステロあくび」には、ゴチルゼル+ハバタクカミで猫滅びを狙っていく。
当時スタン構築として流行っていた「ハバカミ,ウインディ,モロバレル,トドロクツキ,ディンルー」にも影ふみは生き、「威嚇サイクルを影ふみで拒否」することでこちらの物理アタッカーを安全に動かすことが出来、ゴチルゼルの手助けと組み合わせてサイクル崩壊を狙っていけた。
唯一この滅び構築で勝率が怪しかった「イッカコノヨ」に関しては「珠水テラマリルリのアクジェ」と「ハバタクカミのムーンフォース」でイッカネズミを集中して倒し、コノヨザルのテラスを誘導(ゴーストタイプを消させること)させ、滅びを狙っていた。
しかしサブロムでは予想以上にHBに厚いイッカネズミが多く、アクジェムンフォを集中され叩きが成功されてしまい、多く試合を落としてしまった。
メインロムはイッカコノヨとのマッチングは多くなかったので、今回の予選抜けはマッチング運が良かった部分もかなりあったと思う。
☆招待性インターネット大会 PJCS本戦 レギュレーションCルール☆
最終レート 1574 最終75位
ハバタクカミ@きあいのタスキ ゴーストテラス
特性: 古代活性
性格: 臆病 CS
ウインディ@拘り鉢巻 ノーマルテラス
特性: 威嚇
性格: 意地っ張り
実数値(努力値): 171(44)-170(196)-101(4)-×-116(124)-133(140)
A: 手助け鉢巻テラス神速で禍の剣補正のH振りカイリューを確定1発
HB: A204カイリューの鉢巻テラス神速耐え
HD: C183眼鏡ハバカミのパワージェムを最高乱数以外耐え
S: 準速カイリュー
技構成: フレアドライブ,神速,ワイルドボルト,インファイト
ユキノオー@食べ残し 水テラス
特性: ゆきふらし
性格: 図太い
実数値(努力値): 197(252)-×132(196)-112-113(60)-80
HB: 雪発動時A167ヘイラッシャの+2飛行テラバ耐え
雪発動時A201イダイナキバのインファイト耐え
HD: C200キラフロルのパワージェム耐え
技構成:吹雪,宿り木のタネ,オーロラベール,守る
ゴチルゼル@オボンのみ 鋼テラス
特性: 影ふみ
性格: おだやか
実数値(努力値): 177(252)-67-124(68)-116(4)-168(180)-86(4)
HD: C183眼鏡ハバカミのシャドーボールを93.7%耐え
C205イーユイの禍補正珠悪の波動を確定耐え
技構成: サイコキネシス,手助け,猫だまし,守る
221(252)-×-121(156)-105-113(100)-50
技構成: 花粉団子,怒りの粉,どくどく,クリアスモッグ
ディンルー@突撃チョッキ 水テラス
特性: 禍の器
性格:慎重
技構成: 地団太,ヘビーボンバー,バークアウト,カタストロフィ
マリルリ@いのちのたま 水テラス
特性: 力持ち
性格: 意地っ張り
実数値(努力値): 199(188)-112(252)-100-×-100-79(68)
H: 10n-1
S: S12振りアラブルタケ抜き(大体のカイナを抜ける)
技構成: アクアジェット,じゃれつく,滅びの歌,守る
☆感想☆
招待性インターネット大会 PJCS本戦で使用した構築。
大きな変更点はディンルーの型を慎重HDでバークアウト採用にしたこと、モロバレルをユキノオーに変更したところである。
まずディンルーはテラスをコイツに割く余裕があまりなかった→数値でハバタクカミやイーユイの特殊技を受けたい場面が多かった…ので、HDに努力値を振り切った。
そのため火力に期待できなくなった分、悪技をバークアウトに変更し、対イエアルマへの立ち回りをより強固にした。
1,第1回予選から第3回予選にかけて増加した「晴れパの対策」
2,相手のディンルーカイリューの地面技に受け出して、吹雪で対処する
3,対モロバレルへの処理速度
1,はスカーフイダイナキバの活性後の攻撃がモロバレルの頃の構築で受けることが難しかった。相手の眼鏡ハバカミやトドロクツキも考えるとゴチルゼルも出しにくいため、滅びもできない。
そのため天候を切り替えながら物理受けの役割を両立させる必要があり、雪で防御上昇&オーロラベールで耐久補佐の出来るユキノオーを選択した。
2,は単純に地面の一貫が酷いことにあった。モロバレルは地震が等倍で何度も受け出せずディンルーカイリューに対して何もできない。
ユキノオーは吹雪でマルスケを潰したりベールで耐久強化もできるので、ディンルーカイリュー構築に対して安定すると考えた。
3,はキノコの胞子への受け先と吹雪によりモロバレルの処理速度の高さ。
こちらのモロバレルでは相手のモロバレルに何もやることがないため、延々と隣のポケモンが寝かされてしまう。草タイプでありながら、相手のモロバレルへの対処を担ってもらいたかったため、ユキノオーを採用することになった。
これだけ考えて自信はあったのだが、惜しくもボーダー1580台に届かずライブ大会出場権は得られなかった…。今思うと対悪だくみ水テラサーフゴーがかなり重く、火力を下げるディンルーが「攻撃も低いし守れない」ということで完全に置物の型になってたのが良くなかったかもしれない。
日本チャンピオンのディンルーのように「残飯すなじごく型」だとスリップダメージと守るで安定したダメージが稼げたかも。
☆東北ポケモンオフ レギュレーションD ルール ☆
第26回 東北ポケモンオフ優勝!
念願の対戦オフ優勝!!
詳しくは記事をご覧ください
☆むしゃオフ レギュレーションDルール☆
3勝3敗で予選落ち
上記の構築から
1,ゴリランダーをイカサマダイスからオボンのみに変更
2,サーフゴーのテラスを炎テラスからドラゴンテラスに変更
…して使用した。
むしゃオフ使用構築です。
— 四季卿 (@Gardevoir_3710) 2023年9月23日
東北オフで優勝したクレセウインの改良型でサーフゴーを臆病竜テラスで使用し、上四体を見て選出されるカイナバレルサイクルをゴリサーで狩るのをコンセプトにしました。
負けた試合は順当にうまい人にシバかれたので、来月までに精進します...! #ポケモンSV #NintendoSwitch pic.twitter.com/1XGmPwRFFC
サーフゴーのテラスは「ハバタクカミ」と「パオジアン」さえなんとか出来れば、悪だくみ型で最強と考えていた「ドラゴンテラス」に変更。
当時のサイクル構築として多かったヒードラン,テツノカイナ,ゴリランダーのような並びをすべて半減にし、悪だくみの起点に出来る。
しかし素早さが足りない故にハバタクカミに上を取られて負けてしまうという弱点があったため、ゴリランダーにドラムアタックを採用し、素早さ関係を逆転して殴ろうというのが変更点になる。
今となってはサーフゴーのテラスと言えばドラゴンが殆どだが、当時としてはなかなかいい線いってたかもしれないし、むしゃオフ後の2~3次回の対戦でも結構驚かれた。
負けた試合は自分のプレイングが弱かった。トリル下で相手のツツミにドラムアタック打って、ドロポンでサーフゴーしばかれた試合は流石に自分がアホすぎた。
後の環境でドラゴンテラス巧みサーフゴーとトルネロスを組ませた構築が結果を出した時は、自分のゴリラサーフゴーへの理解度がまだまだ足りてなかったな…と感じた。
◆あとがき◆
初期環境では寿司構築への対策の難しさと構築の組み方が迷走していて、ありえないほど勝てなかったが、3月のパルデアプロローグから徐々に勝てるようになり、PJCS予選を2年ぶりに通過、対戦オフでも優勝することが出来…と少しずつではあるが「テラスタル環境」への理解度も高まってきたのかなと感じた。
ただレギュレーションDの終盤(9月頃)からまたスランプに突入したように思え、直近のレギュレーションFルールの仲間大会でも思うような構築が組めていないように感じる。
原因としては色々あるんだろうけど、一番はリアルの方が忙しくなりポケモンをする時間が減ってきているのがあるのかもしれない。
配信をする時間を取るというのもあるし、まずは時間の使い方からポケモンの上達に発展させられるように、考えて一日を過ごしていきたいと思います。
来年こそはライブ大会出場…そして長年の目標の世界大会出場できるように頑張るぞ!!
終わり。