姫と騎士団

ポケモン,ダブルバトル,サーナイト

【ポケモンSV】第26回東北ポケモンオフ優勝 クレセウイン積みスイッチ 【レギュレーションD】

※サムネ用&レンタルチーム

追記:Twitterで先に上げたレンタルチームですが、クレセリアとゴリランダーの努力値を少し間違えてたので修正版をこちらのレンタルチームで公開します。

(既に多く拡散されてしまったので、レンタルチームは両方残します)

 



お久しぶりです。四季卿と申します。

今回は7月16日に行われました対戦オフ「第26回東北ポケモンオフ」で使用した構築をご紹介させていただきます。

こちらの構築で予選ブロックを8勝2敗で1位通過

決勝トーナメントでは3連勝で優勝することが出来ました!

東北ポケモンオフで決勝戦に進出するのはそれこそ2019年のGSルール以来となり、その頃は悔しくも準優勝であったことから、今回4年ぶりにリベンジを果たすことが出来ました!

いやぁ長かった…公式大会といい実況者大会といい、いつもあと一歩で優勝を逃してたのでようやく憑き物が取れたって感じです。

 

対戦ルールは来月のWCS2023ルールである「レギュレーションDルール」。

ヒスイのポケモンやHOME連動で解禁された一部準伝説などが使用可能なダブルバトルとなっております。

 

以下構築説明に移ります。

 

1,構築経緯

 

・トリルに依存しないトリパを目指す

 

この構築自体を原案を考えていたのはレギュD開幕直後から。

先月多く開催されたレギュD仲間大会の影響から、パオカイやトルネウーラの追い風構築、イダイトウペリッパーの雨構築のような「高速高火力ポケモン」が主流であったためトリックルーム」を主軸とした構築を握ろうと考えていました。

 

トリルの始動役は様々なポケモンを試しましたが、最終的にはメジャーなクレセリアを選択

 

種族値が下がったとはいえテラス耐性込みでも安定した始動役としての活躍が見込め、新技「三日月の祈り」によりHP管理しながら2度目のトリルを狙う強力な動きが可能です。

 

しかし現在主流なクレセリア構築である

クレセリアヒードランガチグマテツノカイナ

…のような構築はパオカイやハバカミイーユイのような高火力系に受け身な立ち回りを要求され、型次第では安定してトリックルームを貼れないと判断しました。

 

 

この「受け身な立ち回りを強いられるクレセリア」を「攻撃的な動きに切り返す手段

として「手助け+鉢巻ウインディ,珠マリルリ」を考えました。




 

 

 

この2体のアイディアは私がPJCS2023予選を130位で通過し、本戦の権利を獲得した滅び構築で採用したものです。

※予選では残飯モロバレル。本戦では残飯ユキノオーを使用

 

この構築は…

・滅び構築ではターンを稼ぎきれない高火力構築(パオカイやイーユイハバカミ)を

手助けゴチルゼル&鉢巻ウインディ,珠マリルリで上から高圧的に叩く

 

 

・鉢巻ウインディ,珠マリルリでは対処の難しい高耐久ポケモン(壁やチオンジェン,ディンルーヘイラッシャ等)を影ふみロック&滅びの歌で縛り倒す

…という2展開を目指した滅び構築であり、相手のあらゆる構築に対しても柔軟に対応できるのが強みでした。

 

 

 

そのアイディアをレギュレーションDでも流用し、クレセリアトリックルームを一撃破壊で阻止しようとする高火力ポケモンを、強力な先制技を持つ鉢巻ウインディ,珠マリルリで上から叩き、その後にトリルを狙うというのが、表のコンセプトとなります。

 

 

トリルエースとしては先述した珠マリルリの他に、テツノカイナを採用。

耐久の高い猫だまし役としても機能し、このルールでは受けることの難しい「ウーラオス両種」に安定して弱点を突くことが出来るトリルエースにもなれます。

 

【基本選出】

 

 

・トリルミラーを考慮した裏展開

 

基本選出の4体は「自分より速く耐久の低いポケモン」には手助け&先制技…トリックルームで切り返すことが出来ますが、「自分より遅く耐久の高い構築(トリパのサイクルミラーや壁パ」にはジリ貧になってしまいます。

 

そのためこれらのパーティーにはゴリラサーフゴーの悪だくみ展開で対処することにしました。

 

ゴリランダーのグラスフィールドと猫だましのサポートでガチグマの地震を弱めながらサーフゴーで悪だくみをすることで、隣のクレセリアもろとも上からゴリ押しで対処することを狙います。

 

こちらのテツノカイナも合わせた2枚猫とグラスフィールド、そしてサーフゴーの食べ残しによって多少削れたHPもあっという間に回復しきることが出来るため、サーフゴーの積み展開と相性が良いです。

 

自分より速い高火力ポケモンには、手助け&先制技の高圧的な動き

自分より遅い高耐久ポケモンには、2枚猫からの悪だくみサーフゴー展開

…という2つの戦術を採用しており、多種多様な構築が存在するレギュレーションDルールにおいて安定して戦うことが出来たというのが、東北オフで優勝できた勝因なのではないかと思います。

 

それでは個別解説に移ります↓

 

2,個別解説

 

クレセリア@メンタルハーブ 水テラス

特性: ふゆう

性格: なまいき

実数値(努力値): 227(252)-×-149(148)-95-169(108)-81

HD: C205イーユイの禍の珠補正込み珠あくのはどうを確定耐え

S: 最遅

 

技構成: ムーンフォース,手助け,三日月の祈り,トリックルーム

 

個体解説:

このルールでは安定したトリル始動役。テラスを切らずとも多くの攻撃を耐えてトリルを展開できるのは他にはない強みです。(一撃で倒しに来る相手は、手助け&先制技で刈り取る)

 

努力値は使い慣れたHDベースの配分。物理はヒスイウインディの威嚇である程度補えること、眼鏡ハバタクカミが再び増加傾向にあったので特殊方面を厚くしました。

 

持ち物はメンタルハーブを選択。正直腐りやすい持ち物であるのは間違いないのですが、東北オフの対戦形式がクローズドBO1(技構成やテラスが公開されない1本勝負)であるため、あらゆる挑発持ちにも対応できるようにメンハにしました。

全体的に遅くトリルに寄せているため、トルネロス構築を相手する際に取りこぼしたくなかったという理由もあります。

 

テラスタイプは悪技意識のフェアリーやガチグマ意識の鋼など様々存在しますが、今回は「水」で採用。

これは雨イダイトウを意識した結果で、先制技を猫だましや神速に頼ってるこの構築では手助け雨ウェーブタックルを阻止できず吹き飛ばされてしまうため、テラスで補う事にしました。パオジアンや雨乞い水ウーラオスにも安定します。

 

技構成は特筆すべき点はないと思いますが、強いて言うならば「手助け」の存在。

クレセリアというポケモン自体「遅くて上からゴリ押される」という致命的な弱点があるため、この技があるだけで受けの動きから攻めの動きに切り返すことが出来ます。

勿論トリル下の制圧力を高めるのにも一役買ってくれます。

 

 

 

ヒスイウインディ@拘り鉢巻 ノーマルテラス

特性: いかく

性格:意地っ張り

実数値(努力値): 175(36)-170(156)-103(20)-×-115(116)-133(180)


A:手助け&ノーマルテラス鉢巻神速で、禍の剣補正ありH振りカイリューを確定1発

HB: A172パオジアンの禍の剣補正あり聖剣を83.8%耐え

HD:C187ハバタクカミの眼鏡パワージェム耐え

S: 準速カイリュー抜き

 

技構成: フレアドライブ,岩雪崩,神速,インファイト

 

個体解説:

手助けクレセリアと組ませる際に最強の威嚇枠。

ヒスイウインディの強みは「鉢巻一致岩雪崩」の削り性能とノーマルテラス鉢巻神速によるスイープ性能、単体攻撃技が高威力な威嚇枠な点が挙げられます

 

クレセリアと組ませた時の…

手助け鉢巻雪崩のゴリ押し,手助け鉢巻神速のスイープ,威嚇で物理耐久を補佐してのトリル

3展開が最強すぎて鼻血が出マス

対面性能ではこのポケモンの右に出る威嚇枠はいないでしょう。

 

攻撃は禍の剣でBが下がった状態のカイリューを手助け&鉢巻ノーマルテラス神速でワンパンするためにA170で設定。素早さもカイリューを意識したS133です。

 

耐久値は威嚇で物理耐久を補佐するのもあって、特殊耐久重視の配分。

レギュCの頃から使用してる眼鏡ハバカミのジェム耐えの鉢巻ウインディです。

 

一致技2つとスイープ性能を高める神速は確定として、最後は構築で重たいヒードランを意識した「インファイト」にしました。

 

 

マリルリ@命の珠 水テラス

特性: ちからもち

性格:意地っ張り

実数値(努力値): 199(188)-112(252)-100-×-100-79(68)

 

H: 珠ダメ最小の10n-1

S:12振りアラブルタケ抜き(50族ミラーを意識して気持ち多め)

 

技構成: アクアジェット,じゃれつく,アクアブレイク,守る

 

個別解説:

トリルエース兼先制技アタッカーその2。東北オフでは私含め2名しか使用していなかったようですが、今回の決勝戦の活躍も含め今後の流行が気になるところ

レギュレーションDルールでのマリルリの強みは何といっても

両方のウーラオスのメインウェポンを、半減で受けることが出来る唯一のポケモン」という点でしょう。

守るによる縛りの逆転が通用せず、確定急所持ちで誤魔化しが効かないウーラオスという最強ポケモンに対応できるだけでも独自の性能はあります。(ヒレとかいう贅沢言わないからアシレーヌが欲しいです)

 

調整はPJCS予選の頃から使用している命の珠型での採用。50族ミラーはカイナやガチグマとかなりいるので、これくらいふっとけば十分なラインと判断

手助け&先制技のリーチを伸ばすためにテラスタイプは「水」で採用。

アクアブレイクの火力も上がり、トリル下での制圧力も上がります。

 

一致技2種と守るは確定として、アクアブレイクの枠は「滅びの歌」と最初迷っていました。

これはこの構築が物理4体で固められている以上「寿司構築」が死ぬほど重く、草テラスも考えるとゴリランダー&テツノカイナの2枚猫では誤魔化しきれないため、滅びの歌で対処しようと考えてたからです。

 

しかし寿司にマッチングする頻度と「トリックルーム下での制圧力」を天秤にかけた結果、最終的に寿司対策は切り「アクアブレイク」を採用するに至りました。

この構築はサーフゴーを一撃で破壊することが難しく、手助け&珠アクアブレイクであればH振りサーフゴーを62.5%(水テラスを切ればワンパン)で倒すことができるため、最終的にアクアブレイクとなりました。

その結果準決勝で寿司を引いたので泡吹きました

 

 

テツノカイナ@突撃チョッキ 草テラス

特性: クォーツチャージ

性格:意地っ張り

実数値(努力値): 239(76)-209(236)-132(28)-×-109(164)-71

A: 11n

HB: A211ガチグマの根性空元気耐え

 

技構成: ドレインパンチ,ワイルドボルト,冷凍パンチ,猫だまし

 

個別解説:

猫サポート兼トリルアタッカー。

高耐久,広範囲技,回復しつつ殴れる戦術が、三日月の祈りと手助けを兼ね備えたクレセリアと抜群の相性を誇ります。両方のウーラオスに対して数値の高さから受け出しできる貴重なポケモンです。

 

耐久調整はよくあるチョッキテツノカイナの配分。テラスタルは地面技と、鉢巻水流連打ゴリ押しに対応できる草テラス。トリル下のモロバレルから抜ける役目も持っています。

 

珍しいサブウェポンとして「冷凍パンチ」を採用しています。これはトリル展開を目指す際に一番障害となる「霊獣ランドロスによる威嚇サイクル」を意識した結果です。

コイツに威嚇を撒かれてチマチマトリルターンを枯らされるとジリ貧になって負けるので、手助けも絡めた早急な突破を目指します。

 

 

ゴリランダー@イカサマダイス 炎テラス

特性: グラスメイカ

性格:意地っ張り

実数値(努力値): 193(140)-165(36)-111(4)-×-122(252)-115(76)

A: ダイスタネガン4回でH振りハバタクカミを確定

HD:C187ハバタクカミの眼鏡フェアリーテラスムンフォ確定耐え

C200ヒードランのダブルダメージ熱風耐え

C161ペリッパーの暴風耐え

S: 準速バンギラス+2(ミラーで猫を打ちあう事を考慮し、多めに配分)

 

技構成: タネマシンガン,とんぼ返り,猫だまし,挑発

 

個別解説:

裏選出の猫サポート役。グラスフィールドを展開することで、悪だくみサーフゴーが被弾する地震の威力を軽減、HP回復と猫だましサポートを担います。

 

イカサマダイスという持ち物は本来「命中率を担保に技火力を犠牲にするアイテム」なのですが、ゴリランダーは特性により草技が1.3倍になるため「威力も命中回数も上がる最強のアイテム」になります。

この威力から放たれる「タネマシンガン」はタスキ持ちを相手した時に重宝し、特に環境初期に追い風構築に多くいた「トリル封印ハバタクカミ」をワンパンした後にトリルを展開することが出来ます。

おまけにウッドハンマーと違い耐久が削られないため、ゴリランダーの得意とするサイクル戦との相性が良いです(5回当たればウッドハンマーの威力を超える)

 

努力値はガチクレセにいる「眼鏡ハバカミ」を意識した配分で、突撃チョッキを持たせられなくとも眼鏡テラムンフォを耐えられるようにしました。

HPを削ったため、一般的なゴリランダーの調整で有名な「パオジアンの禍補正込みアイススピナー耐え」は実現できませんでしたが、この構築ではパオジアン構築はトリルを貼って下から殴ることをコンセプトにしてるため、ゴリランダーが打ち合う事はないと判断し、ハバタクカミを意識した特殊ベースの配分にしました。

 

ラスタルはイーユイハバカミのような受けることが難しい並びに打開的に攻撃することを意識して炎を選択。ヒードラン相手や眼鏡ハバカミのムンフォのダメージを抑えたいときにも使用します。

技構成はダイスのコンセプトでもあるタネマシンガンとサーフゴーのサポートとなる猫だまし,サイクルを回すとんぼ返りは確定

最後は壁構築を相手する際に相手の積みポケモン(特に剣舞カイナや立てこもるヌメルゴン)に好き放題されないように「挑発」を採用しました。

 

サーフゴー@食べ残し 炎テラス

特性: 黄金の体

性格: 控えめ

実数値(努力値): 194(252)-×-121(44)-169(4)-115(28)-127(180)

HB: A189パオジアンの禍の剣補正不意打ちを最高乱数以外耐え

HD: C205ハバタクカミのシャドーボール確定耐え

S: ミラー意識で多め

 

技構成: ゴールドラッシュ,シャドーボール,悪だくみ,守る

 

個別解説:

勝戦で大暴れしたMVP。解説では「サナガエンの再来」と称されました。

(言われてみれば、こういう猫だまし&積み技→全体技のゴリ押しの構築僕好んで使いますね。)

特性で絡め手を封じられるのと、優秀なタイプ耐性により自分より遅い相手にはめっぽう強い悪だくみエースであるため、初動の遅い壁構築やトリックルーム構築への圧力が強いです。

 

努力値2枚猫とグラスフィールドにより「悪だくみを2回積む動き」が保証されているので、特攻には振らずに耐久に多めに配分。

 

積みサーフゴーにはこちらも積みサーフゴーで相手をしなければいけない場面がしばしばあるため、ミラー意識で気持ち多めに配分しました。

耐久にガン振りしたチョッキランドも抜けたりするので、上から巧みゴールドラッシュを打てると楽に戦えます。

 

テラスタイプはかなり珍しいの選択

これはトリル構築…特にクレセドランを相手にする際に重要で、一般的な水テラスだとヒードランの「草テラバースト」で返り討ちにされるため、悪だくみが安定しません。


またヒードランの取り巻きには「テツノカイナ」や「ゴリランダー」が組んでいることが多く、ヒードランで水テラスを吐き出させてからこれらのポケモンで倒すという立ち回りが現環境では主流なサーフゴー対策として確立してる以上、「水テラス」での採用は出来ないと判断しました。

 

そのためこの構築のサーフゴーに求められるテラスタイプは

ヒードランの熱風に耐性のあるテラス

・草技や電気技も同時に耐性のあるテラス

…の2つが求められました。

 

最初はこの条件に合致する「草」「炎」「電気」「水」の4つを半減にできるドラゴンテラスタルで調整をしていました。

 

しかしドラゴンテラスタル

・構築で処理が面倒な「ハバタクカミ」「パオジアン」の弱点を克服できていない。

・サーフゴーミラーでテラスを切った際に、ゴールドラッシュが等倍になってしまう

 

…という2点が非常に扱いにくく、最終的にこれらの2点をある程度誤魔化すことが出来、ヒードラン&草技,電気技のサイクルに安全に悪だくみを積める「炎」での採用に至りました。

 

炎で採用した時の欠点は2つ

・水ウーラオスの水流連打を受けるテラスではないので、水テラスのゴリ押しがキツイ

・地面技が共通して一貫している

…が挙げられます。

 

しかし水ウーラオスがいる構築はビートダウンよりの高速アタッカー構築が多く、トリックルームからテツノカイナ&マリルリで対処可能であることからサーフゴーを出す必要がないという点

 

地面技が共通してる点は、現環境で主流な地面アタッカーであるガチグマが「空元気,地震,積み技,守る」の型がテンプレートと化しており「ぶちかまし」の採用が減っていることから、グラスフィールドで軽減できると考え問題ないと判断しました。(決勝戦の試合は割と割り切って悪だくみを積みに行った)

 

唯一ランドロスのじだんだはグラスフィールドで軽減できませんが、ゴリランダーとテツノカイナの2枚猫によって動き自体を封じることで対処することにしました。(地団太2倍のターンはちゃんと守る)

 

 

3,選出

 

①対面トリックルーム選出

先発:


後発:

追い風やパオカイ,ハバカミイーユイ等の高速低耐久系の構築に対する対面的な選出

ウインディは威嚇でクレセリアの物理耐久を補佐しながら、相手の先発に合わせて手助け&ノーマルテラス鉢巻神速を通すか、鉢巻岩雪崩で削るかを選択します。

クレセリアでトリルを貼った場合は、手助けで味方を強化させつつ相手を一撃で破壊していきます。

 

トリル下の範囲技エースとしてサーフゴーを出したくもなるのですが、クレセリアの補助技を全部無効化してしまうため相性が悪く、同時選出することは少なめです。

 

②サーフゴー積みサイクル選出

先発:

+or

後発:

+

 

壁構築,クレセドランガチグマのような遅くて耐久の高いポケモンで固められた構築に対して出す選出。

ゴリランダーのグラスフィールド&2枚猫で場持ちを良くしたサーフゴーで悪だくみを積み、上からゴールドラッシュ一掃を狙います。

ウインディは威嚇による物理耐久強化が必要な場合に選出。

素早さ操作がない分相手のウーラオスがきついので、裏はウーラオスと打ち合える「マリルリ」「テツノカイナ」を選出します。



4,きつい構築

①草テラス寿司

まあ物理4体で固めればそりゃそうなるよな…って感じ。

2枚猫でもごまかしがききませんし、草テラスを切られたら通る技がありません。

コイツのためだけにマリルリに「滅びの歌」を採用するか最後まで悩みましたが、レギュレーションDの環境で寿司を握る人はそう多くはない…と判断し、アクアブレイクの火力を優先して寿司は対策から切りました…

 

そのせいで準決勝で寿司を引いてゼツボウを覚悟しましたが、草テラスじゃなかった&ゴリランダーがダイスタネガンを急所に当ててくれたおかげでギリギリ勝ちました…

(結果的に切ってはいけなかった)

 

 

 

②毒テラス剣舞悪ウーラオス

剣舞強打なんて受かるわけねえだろいい加減にしろ(ぶっ壊れ)

 

 

③イーユイハバカミ

テラスタイプが公開されないルールでは、イーユイのあらゆるテラスタルを考慮しなければいけないためヒスイウインディの行動が安定しないのが辛いです。

ゴーストテラスじゃなければ手助け&ノーマルテラス鉢巻神速でワンパンですが、いまだに立ち回りにテラス択が絡んでくるのが難しいところです。




 

 

5,対戦動画

第26回東北ポケモンオフ決勝戦

※インターネット回線の不良で度々映像に乱れが生じますが、見れないことはないかなと…必要あれば個別で解説動画を投稿します。

www.youtube.com

 

一応対戦相手の構築は予選から全試合メモってはいますが、当時の立ち回りとかよく覚えてないのでオフレポはなしで…

 

6,後語り

剣盾の竜王戦ルールの頃に開催された「23回東北ポケモンオフ」から2年ぶりの参加というだいぶお久しぶりの形となりました。(当日に高速バスの時間配分ミスって会場入りに2時間遅刻しました)

2019年の準優勝以来予選抜けすら出来てなかったため、「今回こそは!」と構築に自信を持って臨みました。

 

会場入りした時にいつものメンバーから「四季卿さん。今回のブロックやべえっすよ」といわれたもんだから予選卓のメンバーを確認したら、オフ優勝の常連メンバーにPJCS本戦出場メンバーにつええプレイヤーがゴロゴロいるし、予選は全部で10試合。

正直ゼツボウしてましたが、結果はまさかの8勝2敗でグループ1位抜けという事で「もしかして今日の俺いけるんじゃね?」と思ってましたが、本当に優勝までできるとは思ってなかったので自分でも驚いています。

↑優勝盾カッコいい

 

こういう大会では今まであと一歩のところで優勝を逃していた身であったので、ようやく長年の壁から解放されたような気がします。

 

自分の目標としてはできすぎた結果であるためひと段落したい気持ちはあるのですが、2か月後には非公式全国大会「ポケパラ」の東北予選が行われる「むしゃオフ」が開催されることになっています。

 

今回の優勝から更に流れに乗って、むしゃオフでも全国大会の権利を得られるように精進していきたいと思います。

 

今回使用した構築は後にYouTubeチャンネルで生放送や動画としてご紹介させていただく予定です。

ぜひ皆さんチャンネル登録の方をお願いします!←(コイツオフ優勝のインタビューでも言ってたな)

www.youtube.com

 

最後まで閲覧いただきありがとうございました!

 

 

 

7,おまけ